さっそく公開初日に、ブラインドネスを観てきました。
観るまでは、たまたま予告編でやっていた「感染列島」のようなパニック映画だろうと推測しましたが、まったく毛色が違っていて、ある意味SAW(ソウ)シリーズよりエグい「密室劇」でした。
イメージとしては、「バベル」(多国籍)と「ミスト」(密室劇の一面)を足して2で割ったようなそんな感じでしょうか。
極限状態に追い込まれた人間集団の心理を緻密に描いていて、個人的には観た後、人間の集団がこういった極限状態の状況に陥ったときにとる行動としては、まったくありえない話ではないと思い、暗澹たる気持ちになりました。
そういった「密室劇」の後半以降、「このシーンいるの?」っていう感じのシーンが続き、若干ダレ気味になりますが、観終わった後、ネットやパンフレットを見ると、そういったシーンの意図も理解できました。そういう意味でひとつひとつのシーンにおいては、ちょっとわかりにくい部分もあるのかなと思いますが、ひとつひとつのシーンが丁寧に撮られていたという見方もできるでしょう。パンフレットを見ると「ナイロビの蜂」の監督ということを知り、納得がいきました。
パンフレット 評価:★★★(出演者・監督ロングインタビューあり。900円はムダに高い。GAGAさん、パンフレットで儲けようとしていない?)
縦 900円
参考:
ブラインドネス – goo 映画
ブラインドネス@映画生活
作品の評価:
#304 『ブラインドネス』(伊藤Pのブログ)
裏#67 『ブラインドネス』ネタバレ解釈編(伊藤Pの部屋) [ネタバレ注意]
ブラインドネス(北浦和映画劇場)
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