JV-Link(Ver4.9.0)バージョンアップ影響

パソコン通信JRA-VANからのJRA-VANデータラボ愛好者ですが、JV-Linkバージョンアップで8/8に大きめの利用環境変更が生じた。具体的には、以下のソフトのバージョンアップやカスタマイズが必要になり、対応を実施したので、備忘録的に書き留めておく。

【JRA-VANデータラボ】JV-Linkバージョンアップのお知らせ(ver.4.9.0)
https://jra-van.jp/news/20230808b.html

ソフトVer(2023/8/14現在)バージョンアップに伴う対応内容
1JV-Link4.9.0データ仕様一部変更でソフトが使えなくなるため、バージョンアップ必須。
2スーパーパドック2005現1.7.0.1バージョンアップ/サポート終了でスーパーパドックスマイルへの移行必須。
2023//8/15現在、データの取り込みはできるが、何の影響が出ているかは、ぱっと見よくわからない。
3Target Frontier JV6.20JV-Linkバージョンアップ後に、6.20へのバージョンアップ必須。
バージョンアップ後の初回起動時にデータ変換が走る。利用環境によるだろうが、自宅環境(Core-i7 6700、Core-i5 11000台)だと1時間以内に終わった。
4スーパーパドックスマイル1.3.0JV-Linkバージョンアップ後に、1.3.0へのバージョンアップ必須。
初回のデータ取り込み時に過去からの全データ取り込みが走る。これがくせ者で、取り込み終了が下手したら2~3日コースになる。
出馬表の表示がすごく重くなったし、バグとかありそう。
出馬表の表示がすごく重くなったので、データベース最適化試したら、まさかのデータベース全損。データ取り込みのやり直しを余儀なくされる。
バグ改修されるまで、データベース最適化は絶対実施してはいけない。(2023/8/14現在)
5BALLOONX2.0.0JV-Linkバージョンアップ影響ないっぽい。
6PC-KEIBA Database5.0.3.0
4.3.0.0を使っていたが、5.x系はまったく別物になるため、まず、PostgresSQLもVer 11 へバージョンアップし、データベースも作り直し。JV-Linkバージョンアップ後に、再インストール。
7PC-KEIBA Databaseを使ったプログラムデータベースのテーブル物理名がすべて変わっていて、カラム名は旧テーブルを踏襲しているものも多いが、テーブルによってはカラム名が変わったり、無くなったりしているので、SQL文の改修を実施。
PC-KEIBA Database作者のご厚意でフォーラム内であるが、データベース仕様書を公開いただいたので、SQL文の改修がはかどった。
(1)旧テーブルにあったRACE_CODEカラムが軒並み無くなったので、CONCATで代用
(2)特別登録馬系が一つのテーブルに統合
8UWSCスーパーパドックスマイル、PC-KEIBA Databaseのデータ更新等を自動起動実施しているため、修正を実施。
9自然(IE5.5版/with Edge IEモード)要観察2023/8/12以降の出馬表を取り込まなくなったので、JV-Downloader EXの利用を復活させて、生成された旧仕様の2023/8/12出馬表lzhデータを取り込んだら、なんの問題もなかった(ように思われるが、今後要観察)。
10JV-Downloader EX4.0.1JV-Linkバージョンアップ後に、4.0.1へのバージョンアップ必須。

GPD P2 MAXとモバイルPAT投票環境

東芝のLIBRETTO 20+PHS接続(当時はJRA謹製PAT投票ソフトでの9600bpsのみなし接続!)から始まったモバイルPAT投票環境ですが、LIBRETTO100、VICTOR INTERLINK+DDI POCKETから時は流れ、JRAの競馬場でWiFiがつかえるようになってからは、Lenovoまたは中華Windowsタブレット、GPD POCKETシリーズと使ってきました。

モバイルPAT環境構築のコンセプトは

  1. なるべく自宅と遜色ないPAT投票環境
  2. 指定席の狭いスペースに置ける大きさのノートPC
  3. 持ち運びが多くならないノートPC本体800g以下

でした。

過去のノートPCを使って、ネックだったのが、スーパーパドック、TARGET Frontier JVの起動が遅い、表示等が重いところでした。

今回、INDIEGOGOのクラウドファンディングで購入したこのGPD P2 MAX(16GB Memory+512GB SSD+Core m3 8100Y)ですが、8.9インチかつオーバーFULL HD、本体650gでスーパーパドック、TARGET Frontier JVもキビキビ動いて、指定席のテーブルにも置ける割に、それなりに画面も広く、今のところ、大満足です。

GPD P2 MAX箱
GPD P2 MAXとGPD POCKET2本体比較
GPD P2 MAXでTARGET起動
GPD P2 MAXでスーパーパドック2005起動
GPD P2 MAXとGPD POCKET2画面比較

スーパーパドック2005で「レース馬情報追加エラー」発生

今日、いつものように、スーパーパドック2005でJRA-VANのデータを登録していたところ「レース馬情報追加エラー」が無情にも出てしまいました。

「レース馬情報追加エラー」ウィンドウ

ピンと来たのが、「データ取得時の不具合(I/Oエラー)について」で発覚したデータベースファイルの2GB制限に引っかかったのでは?という疑惑です。

ファイルを見てみたら。やはり「レース馬情報」の該当ファイルと思われるRACE_UMA.dbが 2,097,124KBと2GBに達していました。

こうなると、DBを初期化して、2GBに引っかからないように2000年以降から登録するしか方法がないのですが、少しでも労力を少なくするため、以下の方法で再登録しました。

  1. 「DB.org」などにリネームするなどして 「DB」フォルダのバックアップを取る
  2. 「DB」フォルダの作成
  3. JRA-VANからスーパーパドック2005をダウンロードし、上書きインストール
  4. スーパーパドック2005を起動
  5. 「ファイル(F)」-「データ登録(D)」-「セットアップデータ登録」でお好みの「データ開始年」を選択し、「データ取得」を押下(私の試算だと1年で84,000KB(1か月7,000KB)くらいになるので、登録年からさかのぼって10数年くらいがいいと思いました。)
  6. 登録が開始されたら、すぐに「キャンセル」を押下
  7. いったん スーパーパドック2005 を終了
  8. エクスプローラ等で 「DB.org」から「RACE_UMA」がつくファイル以外のファイルを「DB」にすべてコピー
  9. 再度、 スーパーパドック2005を起動
  10. 「ファイル(F)」-「データ登録(D)」-「詳細指定モード」で「セットアップデータ」を選択し、「レース出走馬」以外のチェックを外したうえで、「データ取得」を選択し押下

素直にスーパーパドックスマイルを使えばいいんでしょうけど、スーパーパドックも含めて処理を自動化して、なかなか簡単には移行できないので、スーパーパドック2005を使い続けています。

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