新宿インシデント – SHINJUKU INCIDENT(新宿事件) – (個人的評価:★★)

レイトショーで新宿インシデントを観てきました。

ジャッキー・チェンがダーティーなキャラクターを演じるということで、興味津々といった感じで楽しみにしていた作品でした。ジャッキーの新境地を開きたいという意欲は十分に感じましたし、アクションシーンのキレはあったもののストーリーにまったくキレがありませんでした。パンフレットを読むと非常に面白いストーリーと思うのですが、それが映像に反映されていなかったのが残念でした。題材は非常によかったので、編集の妙で作品の良さが殺されてしかったのかもしれません。

セガールの作品にもありましたが、今回も少々目についたのが日本人俳優のセリフに違和感があったことでした。ヤクザにしては話し方が丁寧かなという感じでしたし、竹中直人のセリフもなんかイマイチでした。中国人の日本語セリフも聞き取れない場面が多々ありましたし、彼等も話すのが精一杯でまったく感情がこもらないので、学芸会の芝居を見せられているような気がして、興ざめしました。日本語セリフ中心のシーンで冷めて、アクションシーンやR15指定必至のエグいシーンで引き戻されるそんな感じでした。

ジャッキー・チェンももう50後半の年齢で、アクションにも限界が出てくるでしょうし、今後も今までのイメージを払拭するような作品にチャレンジしていくのでしょう。今後もこういったチャレンジに期待したいですね。

参考:
新宿インシデント – goo 映画
新宿インシデント@映画生活

作品の評価:
新宿インシデント お・・・重い・・・(労組書記長社労士のブログ)
[映画]新宿インシデント~正真正銘のヤクザ映画(NOW HERE)

評価:★★★(人物相関図や解説などの読み物は面白い。)
縦500円



「新宿インシデント – SHINJUKU INCIDENT(新宿事件) – (個人的評価:★★)」への4件のフィードバック

  1. 新宿インシデント お・・・重い・・・

    【 26 -7-】 で、メーデーの後、映画の日なんで映画館へ。今日からの封切りの「デュプリシティ~スパイは、スパイに嘘をつく~」と「新宿インシデント」とどっちを見るか迷ったけど、ちょっと心を入れ替えた(嘘)ジャッキーが興味あったので。 恋人を探して密入国した鉄

  2. 新宿インシデント

    新宿・歌舞伎町を舞台に、恋人を捜しに日本に密入国した中国人の男が、 厳しい現実から生きるために裏社会に身を投じてのし上がる様を描いた 社会派ドラマ。 ジャッキー・チェンがアジア向け映画を作るために自らプロデューサーを 務める「アジアン・プロジェクト」の第1

  3. 新宿インシデント(2009年、香港)

     この映画は、試写会で観ました。試写会では普通、女性の割合が多いのですが、この映画が不法入国した中国人の犯罪やヤクザの抗争などを扱っている硬派な作品であるためか、男性の割合が比較的大きいように見受けら

  4. 新宿インシデント★THE SHINJUKU INCIDENT

    ジャッキー・チェン、“アクション封印宣言”した第一作目?原題:新宿事件知りませんでした(汗)アクションを封印したとは・・・・。彼の作品はあまり鑑賞していません。唯一鑑賞したのは「ラッシュアワー3」だったかな。確か真田広之と共演していた作品だったと思います

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