チェンジリング – changeling – (個人的評価:★★★)

『True Story』とあって最初から最後まで過度な演出もなく淡々と進むストーリーでしたが、アンジェリーナ・ジョリーが銃を持ったりせず暴力的でない普通の『強い女』を演じていました。
収容所に入れられても、かたくなに「No」といい続けるところは、今まで見てきたアンジーを垣間見たような気がします。

オリジナルのストーリーであれば、イマイチな映画となるところですが、実際にあった話なので『こうなったら映画らしいな』と思っていた結末=想定内のハッピ-エンドにしなかったところは、逆に好感が持てました。その辺りがクリント・イーストウッド監督らしさなのかもしれません。
あと、昔の電話交換局内で今風な言い方でいうならスーパーバイザー=アンジー扮するクリスティン・コリンズがローラースケートを履いてクレームを聞いて回っているのは、ユニークで面白いと思いました。その時代時代で出来うる業務の効率化を図っているんだなあと妙に感心するとともに、この物語で出てくる警部のようなリーダーはいつの時代にもいるのだなとつくづく思いました。

参考:
チェンジリング – goo 映画
チェンジリング@映画生活

作品の評価:
「チェンジリング」残酷で重いけど…イイ映画です。(シネマ親父の“日々是妄言”)
チェンジリング(王道)

パンフレット 評価:★★★(アンジーとクリント・イーストウッドのインタービュー記事あり)
縦 600円



「チェンジリング – changeling – (個人的評価:★★★)」への5件のフィードバック

  1. チェンジリング

    [チェンジリング] ブログ村キーワード 評価:9.5/10点満点 2009年19本目(17作品)です。 この映画を観て思ったこと。 ?母は強し! ?人間は誰かの助けがないと生きていけないということです。 この作品が実話をベースにした作品だというんだから、恐ろしいです。「..

  2. 映画日記りぼーん『チェンジリング』

    はーい。今、歌舞伎町にある漫画喫茶なり。5時間パックで1,280円。10時に新宿で見たい映画があるので家に帰らないで近場で仮眠、というわけさ。うん、コレが出来るうちはボクもまだまだ若いもんだな。それで、ついさっきまで新宿オデオン座で『チェンジリング』をようやく

  3. チェンジリング

    最近、劇場に行く時間がなかなか取れないけれど、アンジーがアカデミー賞にノミネートされたこの作品だけは、、、這ってでも観に行きたかった―【story】1928年、ロサンゼルス。ある日突然、クリスティン・コリンズ(アンジェリーナ・ジョリー)の息子ウォルターが姿を消す

  4. 『チェンジリング』 2009-No9

    突然消えた息子。帰ってきたのは見知らぬ少年。誘拐・殺人・腐敗した警察息子を探す母と真実との戦い。重苦しいテー…

  5. 【映画】チェンジリング…私程度がツッこみする隙無しな良作、高評価。

    一昨日の記事でも「朝まで仕事」{/face_hekomu/}と書きましたが、昨日の朝も同様{/face_hekomu/}
    15時間労働の末に朝10:00頃に帰宅{/face_hekomu/}。お陰でそのまま夕方まで寝ちゃって{/kaeru_night/}…昨日の土曜日は無駄に{/face_ase1/}{/ase/}
    今日{/kaeru_rain/}{/hi…

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