エイリアンズ VS. プレデター – AVP2 – (個人的評価:★★)

2007年最後の映画見納めは「エイリアンズ VS. プレデター」になりました。

結果的には「見納め作品」としては、あまりふさわしくなかったと思いました。ナショナルトレジャーは続編がよかったので、本作も期待してしていたのですが『期待外れ』でした。

キャスティングからして主役は『エイリアンズ』と『プレデター』なのですが、二つのキャラクターが人の言葉を話せないので、人間を絡まらせざるえないのは理解できますが、そもそも『エイリアン』と『プレデター』を絡ませること自体に無理があるように思えるので、どうしても「無理筋」になってしまっていると思います。
『エイリアン』と『プレデター』が絡んだ第1作「エイリアン VS. プレデター」もストーリー展開上仕方がなかったとはいえ、人間とプレデターが「共闘」するという奇想天外な展開があったりと「無理筋」な作品と思っていましたが、第2作目でいよいよ企画自体が破綻気味になっていると思います。
本作もラストは「無理矢理終わらせた感」がありありのストーリー展開でしたし、肝心の「新種」も驚くような「新種らしい特徴」もなく、20世紀フォックスもしょうがなく「新種」に焦点を持っていったように思いました。

パンフレットを見ると、この「エイリアン VS. プレデター」シリーズを現代を設定している「プレデター」シリーズとかなり未来の設定である「エイリアン」シリーズとの橋渡し的なものにしたい意向があるようですが、もう少し違った切り口で作らないと、第1作、第2作のような内容だとそこまで持つかが心配になってしまいます。「エイリアン」や「プレデター」の作品のようなモンスターと互角に渡り合える「人間のキャラクター」がいないとダメかもしれません。

パンフレット 評価:★★★(解説など読み物は面白い)
価格600円 縦

参考:
AVP2 エイリアンズ VS. プレデター – goo 映画
AVP2 エイリアンズ VS. プレデター@映画生活

作品の評価:
AVP2 エイリアンズVS.プレデター(★YUKAの気ままな有閑日記★)
AVP2 エイリアンズVS.プレデター(Akira’s VOICE)
「AVP2 エイリアンズ VS. プレデター 」この映画に望むものは何ですか(soramove)
“エイリアンズ VS. プレデター – AVP2 – (個人的評価:★★)” の続きを読む

ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記 – National Treasure 2 book of secrets – (個人的評価:★★★)

12月21日公開でしたが、「前夜祭」と称して、12月20日に先行上映を行うことを知り、さっそくナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記を観てきました。

観に行く前日に「ナショナルトレジャー」のパンフレット等を見て、内容等思い出そうとしたのですが、はっきりと思い出せなかったので、急遽、DVDをレンタルして「おさらい」をしたのですが、結果的には、「おさらい」をしておいてよかったです。

前作を観た時には、「インディ・ジョーンズ」や「トゥーム・レイダー」のような展開を期待していたので失望感がありましたが、今回は、前日の「おさらい」でベン・ゲイツら各登場人物のキャラクターが頭に入ってましたし、このシリーズは「リラックスして宝探し・謎解きを楽しむ」というノリで観るものだと思えば、今回は結構、楽しんで観られました。ストーリーも前作同様、ひねりもないストレートでわかりやすいものなんですが、テンポよく進むので、飽きずに観られます。お正月休みに気晴らしに観るのであれば、ちょうどよい作品だと思います。

ただ、レイトショーとはいえ、「前夜祭」の割には、お客さんが1、2割だったので、興行的に明日から大丈夫?と思ってしまいました。

12/23にテレビで「ナショナル・トレジャー」を放映するようなので、「おさらい」してから、本作を見るとさらに楽しめると思います。

パンフレット 評価:★★★(主要出演者すべてのインタビュー記事ありだが、写真は少なめ)
価格600円 縦

参考:
ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記 – goo 映画
ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記@映画生活

作品の評価:
「ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記」(或る日の出来事)
「ナショナル・トレジャー  リンカーン暗殺者の日記」を観る(紫@試写会マニア)
“ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記 – National Treasure 2 book of secrets – (個人的評価:★★★)” の続きを読む

スリザー – SLITHER – (個人的評価:★★★)

12月8日公開で、早や12月21日で終了するので、駆け込みで、スリザーを観てきました。

11月から12月にかけて公開されるB級映画はお正月の大作映画の影に隠れて、あっという間に終わってしまうのですが、案外、「掘り出し物」があるものなんです。
実はひそかに期待はしていたのですが、「これぞB級ホラー映画の王道!」のような作品でした。
作るほうもそれを意識しているのがひしひしと伝わってきて、ホラー作品なのに見てるこちらが嬉しくなる作品ですし、なぜかリラックスして観られる作品です。個人的にはあの得体の知れない物体に寄生される「旦那」と「風船」(みたいな奴)が秀逸だと思います。

そういえば、エンドロールがおわってから「おまけ」があるのですが、平日のレイトショーに観にきていた10人前後のお客さんは途中で席を立つこともなく、堪能していました。個人的には、それがなぜか嬉しく思いました。

12月21日までに観られない方は名画座やDVDでチェックをお勧めしたいと思います。

パンフレット 評価:★★★★(写真豊富、インタビュー記事もありで500円でもやればできます!)
価格500円 縦

参考:
スリザー – goo 映画
スリザー@映画生活

作品の評価:
スリザー(Beware! The Blog – Director’s Cut)
スリザー・・・・・評価額1300円(ノラネコの呑んで観るシネマ)
“スリザー – SLITHER – (個人的評価:★★★)” の続きを読む

アイ・アム・レジェンド – I AM LEGEND – (個人的評価:★★★)

14日がTOHOシネマズの10th Aniversaryで「1000円」だったので、公開初日のアイ・アム・レジェンドを観てきました。

まず観終わった感想はいい意味でも悪い意味でもCMや映画予告編に騙された(自分が思い描いていた作品のイメージとまったく違っていた)感じです。

・題名からはウィル・スミスがスクリーン狭しと大活躍する「ヒーローもの」のような内容だろうと思ってましたが、フタを開けてみたら、「バ○○○○○○III」の続編みたいな感じ
・「地球最後の男・・・」は宣伝上誇張していると思っていたら、ストーリー上は(ほぼ)その設定どおり

そういう意味で「肩透かしを食らった」感触を持ちながら、ずっと観ていましたが、ストーリー展開は、起承転結で言うところの「起」「承」がおとなしめだったので、「転」がいつになった来るのかと思いながら観ていました。
「転」がなかなか見えてこなかったせいかもしれませんが、「ナイトシーカー」が出てこないので、「ナイトシーカー」より、いつ、(回想シーン以外で)「人間」が出て来るんだ?と何か「焦点」が移ってしまっていたのかもしれません。
ストーリー上や映像上ではさんざん「ネビル以外誰もいない場面」を見せられているのですが、実はそうではないのでは?という「疑い」を持って観ていたので、どっぷり作品に入ってなかったのかもしれません。
そのせいか、観終わって、何かしら物足りなさを感じたのですが、パンフレット等を見ると映像をぱっと見ただけでは理解できなかった「説明不足」のところがあったからだと気づきました。
「ネビル以外誰もいない場面」がほとんどなので、ウィル・スミスはがんばっていたとは思いますが、それにしても、ナイトシーカーは「サウンド・オブ・サンダー」のB級っぽいCGを思い出すくらいイマイチでしたね。
まあ、「バ○○○○○○III」よりはよかったかなという感じです。

パンフレット 評価:★★(レビュー記事ばっかり。いくらなんでもネイチャージモンのサバイバルネタはないだろう!)
価格600円 縦

参考:
アイ・アム・レジェンド – goo 映画
アイ・アム・レジェンド@映画生活

作品の評価:
アイ・アム・レジェンド(Akira’s VOICE)
アイ・アム・レジェンド /I AM LEGEND(我想一個人映画美的女人blog)
“アイ・アム・レジェンド – I AM LEGEND – (個人的評価:★★★)” の続きを読む

ベオウルフ/呪われし勇者 – beowulf – (個人的評価:★★★★)

映画の日であり初日だったので、さっそく、ベオウルフを観てきました。

18時台の回を観てきたのですが、お客さんも7割くらいの入りでまずまずでした。
観終わった感想ですが、淡々としたストーリー展開だったものの映像には迫力があり、楽しめました。特に前半の格闘シーン、後半の「空中戦」を交えた格闘シーンは迫力がありました。
やはり、惜しむらくは、ストーリー展開で「起承転結」で言うと「転」と「結」が一度に来たような感じで、もう少しバランス的にどうにかならなかったかと思います。アンジェリーナ・ジョリーが出ていた分だけ、甘めの評価「★★★★」です・・・。

それにしても、アンジェリーナ・ジョリーはCGでも妖艶な雰囲気を醸し出していました。わずかな登場でも、「ベオウルフ」よりもはるかに存在感がありました。
CGのキャラでも存在感のあったアンソニー・ホプキンスやジョン・マルコビッチ、ブレンダン・グリーソンのキャスティングも作品に厚みを増していると思います。

観終わったあとで知ったのですが、「デジタル3-Dシネマ」で観られる映画館もあるそうなので、もう一度観たくなりました。

参考:
ベオウルフ/呪われし勇者 – goo 映画
ベオウルフ/呪われし勇者@映画生活
Beowulf公式サイト(English)

映画の評価:
『ベオウルフ/呪われし勇者』 ( Sweet*Days** )

パンフレット 評価:★★★(出演者のインタビューあり。写真も多め)
価格700円 縦


“ベオウルフ/呪われし勇者 – beowulf – (個人的評価:★★★★)” の続きを読む

PAGE TOP