ダイ・ハード4.0 – LIVE FREE OR DIE HARD – (個人的評価:★★★)

ダイ・ハード4.0を先行で観てきました。私が観てきた回はお客さんの入りも8割程度で上々でした。

大作らしく、金のかけ方が明らかに半端じゃないなかったようなド迫力のシーンの連続で、2時間はあっという間でした。「ダイ・ハード」シリーズは「そんなにうまいこと行くか~?」というシーンが(特にダイ・ハード2から)随所に見られるのですが、今やジョン・マクレーンも「悪運の強い男」で通っているので、まったく違和感がなくなっています。これも4作通して、そのようなノリで通してきたからこそなんでしょうね。

何度も修羅場をくぐり抜けてきたジョン・マクレーンですが、1作目や2作目と比べると常に冷静でキャラクターが微妙に変わってるのかな?と思いました。
ガブリエルの一味に娘を人質を取られたときもまったく冷静でしたし・・・。

アクションに力を入れ過ぎた分、ガブリエル一味の計画など「説明不足」の感は若干あったのと、シリーズの特徴でもあった「えっ?そう来るか!」的なドンでん返しがなかったのが若干物足りなかったような気がしますが、気分転換に見に行くのはお勧めの作品だと思います。

参考:
ダイ・ハード4.0 – goo 映画
ダイ・ハード4.0@映画生活

作品の評価:
300文字で『ダイ・ハード4.0』(セガール気分で逢いましょう)
映画「ダイ・ハード4.0」(試写会)感想(女でもグーで殴る)
ダイハード4.0(Matimulog)

パンフレット 評価:★★★(大作にしては価格的に安価。写真多め)
価格600円 縦

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ザ・シューター/極大射程 – SHOOTER – (個人的評価:★★)

ザ・シューター/極大射程を観てきました。

度胆を抜くシーンや奇抜なストーリー展開ではなかったものの最後まで集中して観られました。
観終わって、最初に感じたのは、『ミスキャスティング?』でした。
大佐のダニー・グローバーは「極悪人」には見えないし、主役・スワガーのマーク・ウォールバーグは「正義感の強い刑事」には見えても、「腕利きのスナイパー」には見えないし、「切れ者FBIルーキー」のメンフィスも「マフィアの手下」にしか見えないし、チョイ物足りなかったのは、そういったところからきてるのかもしれません。

参考:
ザ・シューター/極大射程 – goo 映画
ザ・シューター 極大射程@映画生活

作品の評価:
ザ・シューター 極大射程・・・・・評価額1400円(ノラネコの呑んで観るシネマ)
一足早く「ザ・シューター/極大射程」観てきました。 (よしなしごと)

パンフレット 評価:★★(ごく普通。監督、出演者のインタビュー記事多め)
価格600円 縦


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大日本人 (個人的評価:★)

大日本人を川崎チネチッタで観てきました。
公開してから2週間経ってから観ましたが、客の入りは上々で「松本人志第1回作品」への期待の大きさがうかがえます。

肝心の作品ですが、「松っちゃん。やってもたかあ・・・」という感じです。
全編、松っちゃんワールド全開で、意外にも、映画でしかできないような金のかけ方でで、映像もしっかり作り込んでいて、「松っちゃん新境地開拓か?」と思いましたが、最後の最後で松っちゃん自身ですべてひっくりかえしちゃったって感じですね。

それが、「松っちゃんらしい」と言えば、それまでですが、最後のほうは、ごくごくテレビ的な感じになってしまい、すべてが台無しになってしまいました。
ラストのくだりは、それがテレビなら許されるんだろうけど、自分で映画館に足を運んで、お金を払った上で見せられるのでは、話は別ですからね。もう少しそのあたりを考えてもらいたかったです。

松っちゃん本人も集中力が切れて、途中で投げ出したような感じのようにも見えましたし、撮影期間が長すぎて飽きちゃったのかなと印象を持ちました。映像を撮りながら、「オチ」を考えていったのか・・・・。
映画監督としての才能の片鱗は垣間見たような気がするので、次回作があるのなら、最後まで手を抜かず、監督をやり抜けば、巻き返しはあるのではないでしょうか?
バベルもそうでしたが、「カンヌ」の評価と個人的な評価が一致したことはほとんどないのですが、今回はめずらしく「カンヌ」の評価と一致しました。
最後に、「パンフレットに2回、3回と観れば、新しい発見がある・・・」とコメントがありましたが、そんな「奥の深さ」はこの映画にありませんので、あしからず。

参考:
大日本人 – goo 映画

大日本人@映画生活

作品の評価:
映画『大日本人』はよくわからない(おわライター疾走)
『大日本人』(Sweet* Days** )
【2007-76】大日本人(ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!!)

パンフレット 評価:★★(ごく普通。パンフレットにもこだわってほしかった。)
価格700円 縦


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クリスピー・クリーム・ドーナツ

知り合いのところへ遊びにいくことになり、手ぶらで行くのもなんなので、手土産に持って行くのに、今のところ、日本では新宿にしかない、クリスピー・クリーム・ドーナツを行列覚悟で買いにいってきました。

クリスピー・クリーム・ドーナツ行列

10時30分ごろ、JR新宿駅のサザンテラス口から出て、数分で店の前の行列が見えましたが、陸橋の一部に行列はかかっていました。陸橋の行列は30人くらいで、だいたい200人くらいは並んでいたでしょうか?
行列は、5分ずつくらいで列が進んでいくペースでしたが、店の前の行列が蛇行してので、捌けていくスピードは鈍るため、心理的にはここからが勝負でしょう。
これは、噂どうり、2時間くらいの待ちは覚悟しなければならないかと思いつつ、そう思って気長に待っていたところ、20分くらいで、店員のお姉さんが現れて、行列に並んでいる人に何か聞きまわっているようなのが見えて、これは噂のアツアツドーナツが食べられるのか?と楽しみにしていたところ、店の中でドーナツを食べる人と「ダズンボックス」という箱入りのドーナツを持ち帰る人を振り分けている様子・・・。
こちらは、当初から「持ち帰り」が目的なので、オリジナル・グレーズドのダズンボックス(12個入りのボックス。バラエティ・ドーナツのダズンボックスもあり。種類は選べないようです。隣の人は「オリジナル・グレーズド」を他のと一つ入れ替えてくれってお願いしてましたが、丁重に断られていました・・・。)を買う旨を伝えて、列を「ショートカット」させてもらいました。

残念ながら、ドーナツが作られている様子は見られませんでしたが、「ショートカット」後は数分で買えることができ、結局、並んでから30分程度で買うことができました。

クリスピー・クリーム・ドーナツ/ダズンボックス箱

味は、ミスタードーナツと大きな違いはないですが、やわらかい食感とシンプルな甘さで美味しかったです。めちゃくちゃ甘いという評価が多いですが、オリジナル・グレーズドなら、普通のシンプルな甘さといったところでしょうか・・・。ほかのドーナツはもっと甘いんでしょうね。

クリスピー・クリーム・ドーナツ/オリジナル・グレーズド

買うまで30分と意外に早かったのは、6月なんで「だいぶほとぼりが冷めてきた」状況なのでしょうか?
真夏や雨中の行列は厳しいかもしれませんが、今の時期で持ち帰りで30分くらいで買えるのなら、並んで買ってもよいかなと思いました。
ちなみに、行列で待っている人には、日傘を貸してくれるようなので、女性にはうれしいサービスではないでしょうか?
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パッチギ!LOVE&PEACE (個人的評価:★★★★)

映画の日に「パッチギ!LOVE&PEACE」を観てきました。

「続編」は前作以上のクオリティーが出せるのは難しいことが多いので、そんなに期待もしてなかったのですが、そこはさすが、井筒監督&李鳳宇プロデューサーの協力タッグの作品だけあって、スケールは前作以上でした。特に、戦争の回想シーンは挿入の映像にも関わらず、手を抜くこともなく、迫力がありました。

ただ、前作で味をしめた?のか、製作側が伝えたいであろうメッセージも強力になっていて、井筒監督がテレビのコメンテーターなどマスメディアを通して言っているような国政や世界の政治への批判が織り込まれているのは、ちょっと押し付けがましく見えましたし、ちょっと調子に乗り過ぎ?の感も見受けられますが、パンフレットを見ると、韓国とほぼ同時期に上映されるということで、アジアで通じるような作品を意識したということなのでしょう。(観終わった後で思いましたが、そういえば、監督自身が同時期に出た「石原慎太郎プロデュース映画」の批判もしてましたが、自作をアピールするための一種のパフォーマンスなんだと思うと、ちょっと興ざめしましたが・・。)
ただ、そういうメッセージを押し付けがましく発信するだけなら、観ているほうは疲れるし、拒絶反応を示すのですが、ほほえましいシーンが随所にあり、観ているものを飽きさせないのはさすが、井筒監督です。

個人的には、個性的俳優や女優がたくさん出てきて、なかなか面白かったですが、アンソン役に抜擢された井坂は、必死に頑張っているのは、伝わってくるものの、これらの俳優さんと比べると食われていたように思います。キョンジャ役の中村ゆりは
それなりの存在感を示していただけに余計にそう思いました。個人的には、オモニのキムラ緑子が一番印象的でした。

最後に、普段、テレビ朝日の「虎ノ門」で映画批評していて、手を抜いた作品は酷評しているだけに、自身の映画製作に手を抜かない姿勢には賛辞を送りたいと思います。

「3」があるのかどうかはわかりませんが、井筒監督は、今くらいか「パッチギ!」くらいのスケールくらいのほうがよいのかもしれません。今以上に欲を出して、あれもこれもと発信したいメッセージを詰め込もうとすると無理が出てくると思うので・・・。

パンフレット 評価:★★★(値段が高いわりに、写真は少なめ。監督や出演者のインタビュー記事あり。読み物として、副読本にお奨め。)
価格800円 縦

参考:
パッチギ!LOVE&PEACE – goo 映画
パッチギ! LOVE&PEACE@映画生活

作品の評価:
パッチギ!LOVE&PEACE(さくらの映画スイッチ)
パッチギ! LOVE & PEACE(映画、言いたい放題!)
悪い予感「パッチギLOVE&PEACE」(再出発日記)
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