宇宙戦争 – War of the worlds – (個人的評価:★★★)

宇宙戦争はエピソード3を観たあとだけに、スピルバーグ監督がどこまでルーカス監督に肉薄できるか?楽しみにしていた作品でした。

観に行ったのがTOHOシネマズ六本木だったからかも知れませんが、雷やエイリアンの乗るトライポッドでの攻撃では、足に振動が伝わるほどで臨場感があって、映像、音とも非常に迫力があり、「さすがはスピルバーグ作品!」という思わせるものでした
内容自体もぐいぐい引き込まれる感じで、どういう結末になっていくのかまったく読めないまま、ストーリーが展開していきましたが、終盤あたりに唐突に展開が変わり、ラストを迎えてしまったことに少々不満を覚えました

個人的には、家族愛というテーマを持ち込んでしまったことで中途半端なラストを迎えてしまったのではないかと思います。家族愛はこういうSF的な設定でなくとも、十分に描けると思うので、少々が無理があったのではないかと思います。このような作品は欲を出さずに「娯楽」に徹して欲しかったと思います。
このあたりはトム・クルーズの意向が入ったのでしょうか?

スピルバーグ作品なので、個人的評価は余裕で★4つはクリアすると思ってましたが、ストーリーの中途半端さで★3つとしました

参考:
宇宙戦争@映画生活
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スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 – EPISODE III REVENGE OF THE SITH – (個人的評価:★★★)

エピソード3の先々行上映を観に、TOHOシネマズ川崎へ行ってきました。
スター・ウォーズは子供の頃、親に連れられて観に行って、洋画を観るきっかけになった作品でした。
ようやく全6作のシリーズがつながり、一区切り付くということで感慨深いものがあります。
一時はエピソード1から3は作らないと噂されていたので、ほんとに長い旅でした

スター・ウォーズ ジャパン
スター・ウォーズ(英語サイト)

映画館に着いて、先にパンフレットを買っておこうとパンフレット/グッズ売り場に行くと、すでに売り場は長蛇の列になっていました。大変な盛り上がりです。
(「パンフレットも買えないか・・・・」と思っていたら、特設の売り場で売ってたので、事なきを得ましたが・・・。)

館内に入ると、すでに満席の状態なのには驚きました。
もっと驚いたのは、上映が始まり、いつものオープニングテーマが流れ出すと館内から拍手が沸きあがったことでした。
ちょっと引いてしまいましたが、あっという間の2時間20分余りでした。
エピソード3の難しいところは、結末がわかっていて、明らかにストーリーとしては、エピソード4へのつなぎであるのは、観る前からわかっていることなので、いかに内容を濃いものにするかがポイントだったと思いますが、それは十分に達成できていると思います。

スターウォーズ・シリーズは全作そうなのですが、前の作品に伏線が張られたりするので、エピソード1、2で登場人物が話した台詞がエピソード3に効いてきたりします。また、エピソード4から6に対する伏線がエピソード3でふんだんに張られています。(後付けと言ってしまえばそれまでですが・・・)

観終わってから、パンフレットを見ると、パンフレットの冒頭にジョージ・ルーカス監督が述べていることが興味深かったです。やはり、スターウォーズは全作を観て初めて「面白かった。面白くなかった」と評価できるような気がします
個人的には、エピソード3をもう一度見て、エピソード3とスターウォーズを評価したいと思いますので、暫定的に「個人的評価:★★★」としておきます
スターウォーズ・シリーズは1回観ただけではそのあたりの奥の深さに気づかない(見過ごしてしまう)ことが多く、スターウォーズ・シリーズはすべて2回以上は観ています。

エピソード3を観る場合は、DVDなどでエピソード1、2を観ておくことをお勧めします。

あと、パンフレットは800円とこれまた破格ですが、中身は濃いものなので、購入をお勧めします。
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フォーガットン – THE FORGOTTON – (個人的評価:★★)

フォーガットンは妙に惹かれる予告編だったので、何とか時間を作って見に行きたい作品でした。

見るまでは、どういう展開になる予測がついてなくて、どちらかというと「政府の謀略」っぽい展開を想像して、劇場に入りましたが、完全なサスペンス・スリラーでした。
とはいえ、全体的にはおとなしめの展開ですが、逆に徐々に「犯人」が正体を現し始めた時とのギャップがかえって怖さを増長しているように思いました

ストーリー半ばまでは展開がまったく読めなかったので、どうなるのか?と思いながら、見ていましたが、半ばを過ぎたあたりから、ストーリー的に強引な展開がちょこちょこ見受けられて、展開が読めるようになり、最後が見えた!といった感じでした。
そういう印象がちょっと見た後の何か物足りなさを感じた要因かもしれません。

個人的にはレイトショーか7/1の映画の日なら観てもよいのではないかと思います。

参考:
フォーガットン@映画生活
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エレクトラ – ELEKTRA – (個人的評価:★★)

シネマイレージカードで6ポイントたまったので、エレクトラを観に行ってきました。
デアデビル思いのほか面白く劇中悲劇のヒロインとなったエレクトラにスポットを当てた「スピンオフ・ムービー」ということで少々期待してました。

デアデビルの時よりは、綺麗になったように感じるジェニファー・ガーナーがシェイプアップした肉体美とサイ(フォークのような武器)を駆使したアクションはなかなかさまになっていて、カッコいいと思いました。

中途半端な東洋風の設定がやや気になるものの、悪役もデアデビルのブルズアイほどではないですが、個性的だったのでまずまずだったと思います。

作品の内容は、デアデビルを超えてはいないとは思いますし、エレクトラの強くなりきっていない(強いか弱いかハッキリしていない)キャラクターもそのままですが、ジェニファー・ガーナーのファンやデアデビルのサイドストーリーとして割り切って見るのであれば、お勧めできると思います。

デアデビル・シリーズが今後あるのかどうかわかりませんが、「本作」との融合でさらに期待できそうです。

最後に、ボブ・サップがハリウッドデビューということでも注目された作品ですが、劇中でも“ボブ・サップはボブ・サップ”でした・・・・

参考:
エレクトラ@映画生活
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バットマンビギンズ - BATMAN BEGINS – (個人的評価:★★★)

バットマンシリーズはすべて見たというわけではなかったのですが、バットマンビギンズはバットマンシリーズの「原点」ということで、楽しみな作品でした。

ストーリーは敵役との対決よりは、バットマンが普通の人間ブルース・ウェインからヒーローに脱皮していく姿に焦点を当てたように思いました。主役のクリスチャン・ベールもピッタリだと思います。

クリスチャン・ベール1人だけだとスパイダーマンと変わりないパッとしない映画になっていたのかもしれませんが、それを補って余りある脇役の豪華さで、モーガン・フリーマンマイケル・ケイン、クワイ=ガン・ジン役でおなじみのリーアム・ニーソン、ブレードランナーのルドガー・ハウアー、ラストサムライの渡辺謙という布陣で、特にモーガン・フリーマン、マイケル・ケインは出てくるだけで作品に安心感、重厚感を与えていたように思います。
2時間超えの作品は見ている途中でダレてくることもありますが、この作品は集中して見られました

興行的にも、この後、宇宙戦争、エピソードIIIと控えてるだけに、今の時期から公開したのもよかったのではないでしょうか?
次回作以降の展開は読めませんが、このキャストなら継続しても面白いと思いますし、期待できるのではないでしょうか?

最後に不思議に思ったのですが、スパイダーマンといい、バットマンビギンズといいヒロインがイマイチなのは、コミック系の作品のお約束なのでしょうか?よくわかりません・・・。
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