ノウイング – KNOWING – (個人的評価:★★★★)

ノウイングを観てきました。

アメリカでは批評家のウケが悪く、それに反して、まずまずヒットした作品だったそうなのですが、個人的には、映像的なインパクトがかなりあって、それ以降の映像をリアルに感じてしまい、すべて受け入れてしまう妙な説得力がある作品でした。

CMや予告編の航空機の墜落、地下鉄がホームに突っ込むシーンがハイライトにはなるのですが、現場で立ち会ってしまったようなそんな臨場感、惨事を防げずに、何もできなかった無力感を主人公と共有してしまう妙な説得力がありました。以降、目の前で繰り広げられる映像は、額面以上の妙なリアル感を感じるようになったので、作品にグイグイ引っ張られる感じが心地よく、ラストもどう「オチ」をつけるのかと思いましたが、納得の行くものだったと思います。

あと、劇中に流れる「クラシック音楽」も効果的だったと思います。
(あとで調べると「ル・ポネ101さんの記事」にベートーヴェンの交響曲第7番第2楽章で「落下の王国」でも使われていたとのことで、どこかで聞いたことがある曲だと思いました。)

ニコラス・ケイジの作品では、「NEXT」も面白かったですが、本作も彼の代表作の一つになりうるかもしれないと思います。

参考:
ノウイング – goo 映画
ノウイング@映画生活

作品の評価:
ノウイング  ▲(どんくらの映画わくわくどきどき)
ノウイング(すたほ~映画・本の部屋~)
ノウイング(ル・ポネ101)

評価:★★★(写真は豊富。ニコラス・ケイジのインタビュー記事あり。スーパーフレアとか劇中に出てくるキーワードの説明が欲しかった。)
変型600円



「ノウイング – KNOWING – (個人的評価:★★★★)」への10件のフィードバック

  1. ノウイング

    50年前のタイムカプセルから出てきた一枚の紙に書かれた内容から、 重大な事実に気づいた大学教授がそれを回避しようと奔走する様を 描いたディザスタームービー。 監督は『アイ・ロボット』のアレックス・プロヤスで主演の大学教授を ニコラス・ケイジが努める。マサチュ

  2. 『ノウイング』

    □作品オフィシャルサイト 「ノウイング」□監督 アレックス・プロヤス □脚本 ジュリエット・スノードン、ライン・ダグラス・ピアソン、スタイルズ・ホワイト □キャスト ニコラス・ケイジ、チャンドラー・カンタベリー、ローズ・バーン、ララ・ロビンソン、ベン・メン

  3. ノウイング

    ブログをはじめてから劇場鑑賞したニコラス・ケイジの映画、『ゴーストライダー』『ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記』『NEXT』は、どれも個人的には期待ハズレだったので、期待せずに鑑賞―【story】50年前の小学生たちが埋めたタイムカプセルから、数字が羅

  4. 『ノウイング』

    ‘09.06.29 『ノウイング』(試写会)@ヤクルトホールこちらもyaplogで当選。ありがとうございます! SF映画ってそんなに好んで見るほうではないけれど、見てみようと思ったのは主演がニコラス・ケイジだから。MJことみうらじゅんがやたらとニコラス・ケイジに注目していた時期

  5. 「ノウイング」

    「ノウイング」、観ました。MITの宇宙物理学者ジョン・ケストラーの息子ケイレブが、学校で50年前に埋められたタイムカプセルから不…

  6. [映画『ノウイング』を観た]

    ☆ちょいと個人的に色々あって、一週間ほど前に、この映画を見ようとした時、一緒に行った人とケンカして、見ないで帰ってきた(チケットは買っていた^^;)。 故に、この映画にはケチがついたので、見るつもりはなかったのだが、先日、『クヌート』を見たとき、あのロー

  7. ノウイング

    賛否両論って感じらしい。( ^ _ ^;まー、観てみないとね。宇宙物理学者のジョン・ケストラーは、事故で妻を亡くしてから仕事に没頭する毎日を送っていた。ある日、小学生の息子ケイレブが持ち帰った紙に目を留める。それは50年前の小学生が、小学校に埋めるタイ

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