さっそく「ウォッチメン」を観てきました。
観終わった直後は、「この世界観は受け入れづらい」と思いました。
まず、「スーパーヒーロー」達にカリスマ性をほとんど見い出せず、Dr.マンハッタン以外は、極端な話、「ただのコスプレ」「コスプレ自警団」にしか見えませんでした。ナイトオウル2世は「バットマンのバッタもん」だし、コメディアンは「太った赤影」にしか見えなかったし、スーパーヒーローがスーツを脱いで「ベッドシーン」というのも、ちょっと引きました。しかもそのベッドシーンの当事者が「スーパーヒーロー」っぽくなかったので、余計にそう思いました。まあ、よく言えば、いままでになかった「ヒーローもの」とも言えますが・・・。唯一、ロールシャッハが「ダークヒーロー」っぽくちょっとカッコいいなと思いましたが、あっさり「ネタバレ」してしまいましたし、結局「イマイチヒーロー」でした。
ストーリー的には、2時間40分でも表現しきれてないと思いました。
パンフレットやWikipediaの「あらすじ」を読むと「なるほど!」と理解できますが、観ている時は、今までの経緯が「回想シーン」で流れるので、理解しにくいところがあり、いかにも無理やり、2時間40分に収めた感を受けました。「あらすじ」だけ読むと、非常に面白そうに思いましたが、本作を観て、ストーリーの「面白さ」を感じなかったのは、この「世界観」を映像化するのが非常に難しいということを如実に表しているのかもしれません。
あと、アメコミ作品=面白いということでもないことは今後、観る前に気をつけなければならないでしょうね。
作品の評価:
ウォッチメン(ハル@シネマ)
映画感想「ウォッチメン」(三匹の迷える羊たち)
パンフレット 評価:★★(高い割には写真が少ないか。。。)
縦 700円
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というわけで…