何かと話題のノー・カントリーを観てきました。
まずは、邦題の「ノーカントリー」って・・・・。
確かに「ナイロビの蜂」のように邦題でひねらないと直訳通りだと興行的に厳しいのは理解できますが、もうちょっと何とかならなかったのかと思います。
作品的には、ハビエル・バルデムの快演ぶりで注目が集まっていますが、主役はトミー・リー・ジョーンズなんですよね・・・。原題から、本作の終わり方も理解できなくもないですが、あのラストのセリフをしみじみ理解するには、私のような40台のヒヨッコには若すぎますか?? 私は心に響かなかったですね・・・・。
ラスト近くまでは、田舎で繰り広げられる不死身のおっさん同士の1対1の「決闘」のような展開で、さすがは「オスカー作品」と思わせますが、肝心のラストは、かつてのB級ホラーを思い起させるようなぶっ飛びぶりにある意味、驚きました。本作を観た時点の年代によって、評価が分かれそうな作品と思います。そういう意味で、私の評価は「期待外れ」の部類に入るのかなと思いますが、何年か経ってからもう一度観てみたい作品には感じました。
個人的には、「アントン・シガー」のサイド・ストーリーを題材にした映画が観てみたいと思いました。
このキャラクターを本作品で終わらせるのは、もったいないような気もします。
パンフレット 評価:★★★(インタビュー記事あり)
価格600円 横
参考:
ノーカントリー – goo 映画
ノーカントリー@映画生活
作品の評価:
ノーカントリー(日っ歩~美味しいもの、映画、子育て.…)
“ノーカントリー – NO COUNTRY FOR OLD MEN – (個人的評価:★★)” の続きを読む