バットマンシリーズはすべて見たというわけではなかったのですが、バットマンビギンズはバットマンシリーズの「原点」ということで、楽しみな作品でした。
ストーリーは敵役との対決よりは、バットマンが普通の人間ブルース・ウェインからヒーローに脱皮していく姿に焦点を当てたように思いました。主役のクリスチャン・ベールもピッタリだと思います。
クリスチャン・ベール1人だけだとスパイダーマンと変わりないパッとしない映画になっていたのかもしれませんが、それを補って余りある脇役の豪華さで、モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、クワイ=ガン・ジン役でおなじみのリーアム・ニーソン、ブレードランナーのルドガー・ハウアー、ラストサムライの渡辺謙という布陣で、特にモーガン・フリーマン、マイケル・ケインは出てくるだけで作品に安心感、重厚感を与えていたように思います。
2時間超えの作品は見ている途中でダレてくることもありますが、この作品は集中して見られました。
興行的にも、この後、宇宙戦争、エピソードIIIと控えてるだけに、今の時期から公開したのもよかったのではないでしょうか?
次回作以降の展開は読めませんが、このキャストなら継続しても面白いと思いますし、期待できるのではないでしょうか?
最後に不思議に思ったのですが、スパイダーマンといい、バットマンビギンズといいヒロインがイマイチなのは、コミック系の作品のお約束なのでしょうか?よくわかりません・・・。
“バットマンビギンズ - BATMAN BEGINS – (個人的評価:★★★)” の続きを読む