さっそく、マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋を観てきました。
オープニング・ロールから、ポップな感じで何か面白そうな「マゴリアム・ワールド」で展開されるストーリーに期待が高まりますが、オープニング・ロールが終わるまでに、気持ちを切り替えないと(作品に集中しないと)、置いてきぼりを食うでしょう。
「マゴリアムおじさんは、なぜ魔法を修得していて、243才まで生きているのか?」「モリーやエリックはどうやってマゴリアムおじさんと出会ったのか?」などまったく説明がないままで、「とにかくマゴリアムおじさんは魔法が使えて、243歳なんだ!」「今、モリーはおもちゃ屋の店長でエリックは店の手伝いなんだ!」ということを「既成事実」として、自分の中で早く受け入れないと「マゴリアム・ワールド」を楽しむことができないでしょう。
ストーリー的に深みはなく、雑な展開なんですが、そういったストーリー(脚本)面の細かい突っ込みは一切ナシという前提で観ることができれば、理屈抜きに楽しめる作品だと思います。ラストはちょっとジーンときました。
個人的には、作品の尺を2時間くらいにすれば、もっと、深みのある作品になったのかなと思いますし、この作品より前のエピソード(魔法を修得するまでとか、モリーやエリックとの出会いとかなど)を作品として観てみたい気がしました。
それにしても、ダスティン・ホフマンはいいおじいちゃんの役が似合うような年齢(1973年生まれ)になったんですねぇ・・・。
最後に、日曜のレイトショーの時間帯だけあってお客さんも7人と閑古鳥が泣いてましたが、邦画や3月から控えている作品の影に隠れて、『短期上映』に終わりそう(特に字幕版は・・)な予感がするのでお早めに!
パンフレット 評価:★★(表紙はCoolなんですが、中身がイマイチ・・・。)
価格600円 縦
参考:
マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋 – goo 映画
マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋@映画生活
作品の評価:
残念無念…(映画/試写会:マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋)(美味!な日々)
マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋 ▲(どんくらの映画わくわくどきどき)
“マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋 – Mr. Magorium’s wonder emporium – (個人的評価:★★★)” の続きを読む