スパイダーマン3をさっそく公開初日に観てきました。
今回は「ニューゴブリン」「サンドマン」「ヴェノム」と3人のモンスターを相手にすることになるのですが、いずれも、スパイダーマンのほうが「格上」で今回の敵は「自分自身」といった感じでしょうか?
スパイダーマンは本作も含めて3作とも、ピーターとMJのラブストーリーの側面もあるのですが、今回は、その色が前2作よりもより濃いような印象を受けましたし、ピーターとMJとのラブストーリーを軸に、「慢心」、「憎悪」、「葛藤」など心が揺れ動きながらピーターという一人の人間が成長していく過程を中心に描いているような気がしました。(個人的には「ブラック・スパイダーマン」もそれはそれでいいなと思いましたが・・・・。)そういう意味では、より人間っぽい「スパイダーマン」が観られたような気がしますが、強いモンスターとの死闘(ある種の爽快感)を期待していた面もあり、その点は物足りなさを感じました。
夕方の回でしたが、「映画の日」で普段より安く観られることもあって、お客さんは8割以上の入りでした。
興行的には、「作戦成功」と言ったところでしょうか?
バベルで例の「点滅騒動」があり、(体調を崩した方はお気の毒ですが)「怖いもの観たさ」を煽るような宣伝代わりの「話題作り」にもなったので、興行的にはいい勝負になるのではないでしょうか?
(「バベル」は前評判の割には個人的に評価があまりよくなかったので・・・・。)
参考:
スパイダーマン3(goo映画)
スパイダーマン3@映画生活
作品の評価:
『スパイダーマン3』(セガール気分で逢いましょう)
『スパイダーマン3』(Sweet* Days )
パンフレット 評価:★★★★(監督や出演者のインタビュー記事あり。副読本にお奨め)
価格600円 縦
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