TOHOシネマズのシネマイレージカード特典で「トゥモロー・ワールド」を観てきました。
アイランドのような「近未来SF」作品というイメージを抱いていましたが、SFXらしいSFXはほとんどありませんでした。
ラスト近くの英国軍と「FISH」の戦闘シーンのド迫力さに圧倒され、現代の世界のどこかで起こっている内戦を描いた映画を見せられているそんな感じがしました。
肝心の軸となるべきストーリーですが、「人類最後の子供がいなくなったこと」など2027年までに起こったエピソードがほとんど言葉だけで語られてしまっているため、強烈すぎる戦闘シーンのイメージしか残りませんでした。
疫病などの要因で人類に生殖能力がなくなったことが発端(遠因)となって、2027年ごろは荒廃した世界となっているという設定なのでしょうけど、「会話」でしか語られないので、あまり説得力がありません。
ただ、戦闘シーンなど2027年の荒廃した世界を描いた映像は強烈で大変に印象に残るものでした。
この作品で描きたかったことと映画予告編から受ける作品のイメージがずれているからかもしれませんが、本作品は、少々、趣きの違った「近未来もの」と思って、映画館に行ったほうがよいかもしれません。
そういえば、マイケル・ケインは相変わらずいい味出してますね。この人の演技は観ている側に「安心感」を与えるような気がします。
パンフレット 評価:★★(写真少な目。評論家の解説多し。)
価格600円 縦
作品の評価:
映画/トゥモロー・ワールド( サ バ ペ)
【劇場鑑賞127】トゥモロー・ワールド(原題:CHILDREN OF MEN)(ダディャーナザン!ナズェミデルンディ…)
「トゥモロー・ワールド」どうしても未来は悲惨のようだ(soramove)
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