ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 (個人的評価:★★★)

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団をさっそく観てきました。

今回は、ハリー・ポッターの人間的な弱いところが前面に出て、「悩めるハリー」を尻目に周りの友人たちが逞しくなっていく姿が目立ちました。ヴォルデモートとの「格の違い」を思い知らされたハリーが次回作で「覚醒」するのかどうかは原作をまったく読んでいないのでわかりませんが、その「覚醒」前の前振りだと思って、次回作を楽しみにしたいと思います。

今回も相変わらず、長めの上映時間ですが、ハリー・ポッター・シリーズはそういうものと思えばいいでしょう。これだけ、世界的に読まれている作品なので、あまりエピソード的な場面を端折りすぎると原作のイメージを損なう恐れがあるでしょうし、この作品を映画化する時の「制約」なのかもしれません。ただ、前作と比べると目新しい映像は少ないので、物足りなさを感じるかもしれません。

最後にネタバレになるので詳しくは書きませんが、ハリーと関係のある「大人」はまだまだべらぼうに強いのには脱帽しました・・・。

参考:
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 – goo 映画
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団@映画生活

作品の評価:
激突!!ポケモンVSハリー・ポッター(ダディャーナザン!ナズェミデルンディス)
今週公開の新作映画ラインナップ!!(2007年7月9日)(【映画ライター日記】大滝功の映画番長)
[Review] ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(Diary of Cyber)

パンフレット 評価:★(写真だけ。ストーリーのフォローなどまったくなし。買う価値ほとんどなし)
価格700円 縦


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プレステージ – THE PRESTIGE – (個人的評価:★★★★)

プレステージを観てきました。

最初に『決して結末は誰にも言わないでください』とテロップが流れますが、確かに「結末」を観る前に知ってしまうと面白くもなんともなくなりますね。
観終わった後で「クリストファー・ノーラン監督の”トリック”に見事騙された!」と思いましたが、何か爽快感のようなものを感じました。無理筋でもなく、きちっと伏線も見せてくれているので、それが「爽快感」にもつながっているのでしょう。

個人的には、マイケル・ケインが出ていると映画が引き締まる感じがします。映画には、こういう役者さんが一人いるいないで作品の重厚さがぜんぜん違ってくるのかもしれません。

今回は川崎チネチッタのチネグランデで観てきたのですが、昔は、チネグランデしかなく、常にここで観ていたのを懐かしく思いました。広々としていて、映画館らしく、こういう劇場でたまには観てみたいと思いました。

参考:
プレステージ – goo 映画
プレステージ@映画生活

作品の評価:
プレステージ(さくらの映画スイッチ)
[Review] プレステージ(Diary of Cyber)

パンフレット 評価:★★★(出演者、監督のインタビュー記事あり。)
価格600円 縦


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ダイ・ハード4.0 – LIVE FREE OR DIE HARD – (個人的評価:★★★)

ダイ・ハード4.0を先行で観てきました。私が観てきた回はお客さんの入りも8割程度で上々でした。

大作らしく、金のかけ方が明らかに半端じゃないなかったようなド迫力のシーンの連続で、2時間はあっという間でした。「ダイ・ハード」シリーズは「そんなにうまいこと行くか~?」というシーンが(特にダイ・ハード2から)随所に見られるのですが、今やジョン・マクレーンも「悪運の強い男」で通っているので、まったく違和感がなくなっています。これも4作通して、そのようなノリで通してきたからこそなんでしょうね。

何度も修羅場をくぐり抜けてきたジョン・マクレーンですが、1作目や2作目と比べると常に冷静でキャラクターが微妙に変わってるのかな?と思いました。
ガブリエルの一味に娘を人質を取られたときもまったく冷静でしたし・・・。

アクションに力を入れ過ぎた分、ガブリエル一味の計画など「説明不足」の感は若干あったのと、シリーズの特徴でもあった「えっ?そう来るか!」的なドンでん返しがなかったのが若干物足りなかったような気がしますが、気分転換に見に行くのはお勧めの作品だと思います。

参考:
ダイ・ハード4.0 – goo 映画
ダイ・ハード4.0@映画生活

作品の評価:
300文字で『ダイ・ハード4.0』(セガール気分で逢いましょう)
映画「ダイ・ハード4.0」(試写会)感想(女でもグーで殴る)
ダイハード4.0(Matimulog)

パンフレット 評価:★★★(大作にしては価格的に安価。写真多め)
価格600円 縦

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ザ・シューター/極大射程 – SHOOTER – (個人的評価:★★)

ザ・シューター/極大射程を観てきました。

度胆を抜くシーンや奇抜なストーリー展開ではなかったものの最後まで集中して観られました。
観終わって、最初に感じたのは、『ミスキャスティング?』でした。
大佐のダニー・グローバーは「極悪人」には見えないし、主役・スワガーのマーク・ウォールバーグは「正義感の強い刑事」には見えても、「腕利きのスナイパー」には見えないし、「切れ者FBIルーキー」のメンフィスも「マフィアの手下」にしか見えないし、チョイ物足りなかったのは、そういったところからきてるのかもしれません。

参考:
ザ・シューター/極大射程 – goo 映画
ザ・シューター 極大射程@映画生活

作品の評価:
ザ・シューター 極大射程・・・・・評価額1400円(ノラネコの呑んで観るシネマ)
一足早く「ザ・シューター/極大射程」観てきました。 (よしなしごと)

パンフレット 評価:★★(ごく普通。監督、出演者のインタビュー記事多め)
価格600円 縦


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大日本人 (個人的評価:★)

大日本人を川崎チネチッタで観てきました。
公開してから2週間経ってから観ましたが、客の入りは上々で「松本人志第1回作品」への期待の大きさがうかがえます。

肝心の作品ですが、「松っちゃん。やってもたかあ・・・」という感じです。
全編、松っちゃんワールド全開で、意外にも、映画でしかできないような金のかけ方でで、映像もしっかり作り込んでいて、「松っちゃん新境地開拓か?」と思いましたが、最後の最後で松っちゃん自身ですべてひっくりかえしちゃったって感じですね。

それが、「松っちゃんらしい」と言えば、それまでですが、最後のほうは、ごくごくテレビ的な感じになってしまい、すべてが台無しになってしまいました。
ラストのくだりは、それがテレビなら許されるんだろうけど、自分で映画館に足を運んで、お金を払った上で見せられるのでは、話は別ですからね。もう少しそのあたりを考えてもらいたかったです。

松っちゃん本人も集中力が切れて、途中で投げ出したような感じのようにも見えましたし、撮影期間が長すぎて飽きちゃったのかなと印象を持ちました。映像を撮りながら、「オチ」を考えていったのか・・・・。
映画監督としての才能の片鱗は垣間見たような気がするので、次回作があるのなら、最後まで手を抜かず、監督をやり抜けば、巻き返しはあるのではないでしょうか?
バベルもそうでしたが、「カンヌ」の評価と個人的な評価が一致したことはほとんどないのですが、今回はめずらしく「カンヌ」の評価と一致しました。
最後に、「パンフレットに2回、3回と観れば、新しい発見がある・・・」とコメントがありましたが、そんな「奥の深さ」はこの映画にありませんので、あしからず。

参考:
大日本人 – goo 映画

大日本人@映画生活

作品の評価:
映画『大日本人』はよくわからない(おわライター疾走)
『大日本人』(Sweet* Days** )
【2007-76】大日本人(ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!!)

パンフレット 評価:★★(ごく普通。パンフレットにもこだわってほしかった。)
価格700円 縦


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クリスピー・クリーム・ドーナツ

知り合いのところへ遊びにいくことになり、手ぶらで行くのもなんなので、手土産に持って行くのに、今のところ、日本では新宿にしかない、クリスピー・クリーム・ドーナツを行列覚悟で買いにいってきました。

クリスピー・クリーム・ドーナツ行列

10時30分ごろ、JR新宿駅のサザンテラス口から出て、数分で店の前の行列が見えましたが、陸橋の一部に行列はかかっていました。陸橋の行列は30人くらいで、だいたい200人くらいは並んでいたでしょうか?
行列は、5分ずつくらいで列が進んでいくペースでしたが、店の前の行列が蛇行してので、捌けていくスピードは鈍るため、心理的にはここからが勝負でしょう。
これは、噂どうり、2時間くらいの待ちは覚悟しなければならないかと思いつつ、そう思って気長に待っていたところ、20分くらいで、店員のお姉さんが現れて、行列に並んでいる人に何か聞きまわっているようなのが見えて、これは噂のアツアツドーナツが食べられるのか?と楽しみにしていたところ、店の中でドーナツを食べる人と「ダズンボックス」という箱入りのドーナツを持ち帰る人を振り分けている様子・・・。
こちらは、当初から「持ち帰り」が目的なので、オリジナル・グレーズドのダズンボックス(12個入りのボックス。バラエティ・ドーナツのダズンボックスもあり。種類は選べないようです。隣の人は「オリジナル・グレーズド」を他のと一つ入れ替えてくれってお願いしてましたが、丁重に断られていました・・・。)を買う旨を伝えて、列を「ショートカット」させてもらいました。

残念ながら、ドーナツが作られている様子は見られませんでしたが、「ショートカット」後は数分で買えることができ、結局、並んでから30分程度で買うことができました。

クリスピー・クリーム・ドーナツ/ダズンボックス箱

味は、ミスタードーナツと大きな違いはないですが、やわらかい食感とシンプルな甘さで美味しかったです。めちゃくちゃ甘いという評価が多いですが、オリジナル・グレーズドなら、普通のシンプルな甘さといったところでしょうか・・・。ほかのドーナツはもっと甘いんでしょうね。

クリスピー・クリーム・ドーナツ/オリジナル・グレーズド

買うまで30分と意外に早かったのは、6月なんで「だいぶほとぼりが冷めてきた」状況なのでしょうか?
真夏や雨中の行列は厳しいかもしれませんが、今の時期で持ち帰りで30分くらいで買えるのなら、並んで買ってもよいかなと思いました。
ちなみに、行列で待っている人には、日傘を貸してくれるようなので、女性にはうれしいサービスではないでしょうか?
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パッチギ!LOVE&PEACE (個人的評価:★★★★)

映画の日に「パッチギ!LOVE&PEACE」を観てきました。

「続編」は前作以上のクオリティーが出せるのは難しいことが多いので、そんなに期待もしてなかったのですが、そこはさすが、井筒監督&李鳳宇プロデューサーの協力タッグの作品だけあって、スケールは前作以上でした。特に、戦争の回想シーンは挿入の映像にも関わらず、手を抜くこともなく、迫力がありました。

ただ、前作で味をしめた?のか、製作側が伝えたいであろうメッセージも強力になっていて、井筒監督がテレビのコメンテーターなどマスメディアを通して言っているような国政や世界の政治への批判が織り込まれているのは、ちょっと押し付けがましく見えましたし、ちょっと調子に乗り過ぎ?の感も見受けられますが、パンフレットを見ると、韓国とほぼ同時期に上映されるということで、アジアで通じるような作品を意識したということなのでしょう。(観終わった後で思いましたが、そういえば、監督自身が同時期に出た「石原慎太郎プロデュース映画」の批判もしてましたが、自作をアピールするための一種のパフォーマンスなんだと思うと、ちょっと興ざめしましたが・・。)
ただ、そういうメッセージを押し付けがましく発信するだけなら、観ているほうは疲れるし、拒絶反応を示すのですが、ほほえましいシーンが随所にあり、観ているものを飽きさせないのはさすが、井筒監督です。

個人的には、個性的俳優や女優がたくさん出てきて、なかなか面白かったですが、アンソン役に抜擢された井坂は、必死に頑張っているのは、伝わってくるものの、これらの俳優さんと比べると食われていたように思います。キョンジャ役の中村ゆりは
それなりの存在感を示していただけに余計にそう思いました。個人的には、オモニのキムラ緑子が一番印象的でした。

最後に、普段、テレビ朝日の「虎ノ門」で映画批評していて、手を抜いた作品は酷評しているだけに、自身の映画製作に手を抜かない姿勢には賛辞を送りたいと思います。

「3」があるのかどうかはわかりませんが、井筒監督は、今くらいか「パッチギ!」くらいのスケールくらいのほうがよいのかもしれません。今以上に欲を出して、あれもこれもと発信したいメッセージを詰め込もうとすると無理が出てくると思うので・・・。

パンフレット 評価:★★★(値段が高いわりに、写真は少なめ。監督や出演者のインタビュー記事あり。読み物として、副読本にお奨め。)
価格800円 縦

参考:
パッチギ!LOVE&PEACE – goo 映画
パッチギ! LOVE&PEACE@映画生活

作品の評価:
パッチギ!LOVE&PEACE(さくらの映画スイッチ)
パッチギ! LOVE & PEACE(映画、言いたい放題!)
悪い予感「パッチギLOVE&PEACE」(再出発日記)
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パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド – Pirates of the Caribbean

公開初日にさっそく「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」を観てきました。

前2作同様、終始一貫軽いノリでテンポよくあっという間の三時間でした。
テンポよくトントントンと進む分、前2作であかされなかった部分や後のエピソードの『伏線』となるような台詞がさらっと出てくるので、集中してみないと最後までついていけなくなるので要注意です。
前2作もそうだったように、ストーリー的に「???」というところも多少ありますが、こういうノリの作品だと割り切って観れば、多少の無理筋も許容できます。

後半、ジャックの「素の部分」が垣間見えるのが、「こいつ、実はいいやつなんだ」と思えて、個人的にはよかったです。

あと、マナーとして、映画はエンド・クレジットがすべて終わって、場内が明るくなるまで、席を立たないようにしましょう・・・(^^)→「待てば海路の日和あり」
「4」もあるかどうかはっきりしてませんが、これも「待てば海路の日和あり」ということで・・・。

パンフレット 評価:★★★(少々値段が高いが、監督や出演者のインタビュー記事あり。前2作のおさらいもあり、副読本にお奨め。ただし、ストーリーの部分がネタバレで最後まで書いてあるので、上映前に読まないほうがよいでしょう。)
価格700円 縦

参考:
パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド – goo 映画
パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド@映画生活

作品の評価:
『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』(試写会帰りに)
『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』(Sweet* Days** )
パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド(映画のメモ帳+α)
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スパイダーマン3 – SPIDERMAN3 – (個人的評価:★★★)

スパイダーマン3をさっそく公開初日に観てきました。


今回は「ニューゴブリン」「サンドマン」「ヴェノム」と3人のモンスターを相手にすることになるのですが、いずれも、スパイダーマンのほうが「格上」で今回の敵は「自分自身」といった感じでしょうか?
スパイダーマンは本作も含めて3作とも、ピーターとMJのラブストーリーの側面もあるのですが、今回は、その色が前2作よりもより濃いような印象を受けましたし、ピーターとMJとのラブストーリーを軸に、「慢心」、「憎悪」、「葛藤」など心が揺れ動きながらピーターという一人の人間が成長していく過程を中心に描いているような気がしました。(個人的には「ブラック・スパイダーマン」もそれはそれでいいなと思いましたが・・・・。)そういう意味では、より人間っぽい「スパイダーマン」が観られたような気がしますが、強いモンスターとの死闘(ある種の爽快感)を期待していた面もあり、その点は物足りなさを感じました。

夕方の回でしたが、「映画の日」で普段より安く観られることもあって、お客さんは8割以上の入りでした。
興行的には、「作戦成功」と言ったところでしょうか?
バベルで例の「点滅騒動」があり、(体調を崩した方はお気の毒ですが)「怖いもの観たさ」を煽るような宣伝代わりの「話題作り」にもなったので、興行的にはいい勝負になるのではないでしょうか?
(「バベル」は前評判の割には個人的に評価があまりよくなかったので・・・・。)

参考:
スパイダーマン3(goo映画)
スパイダーマン3@映画生活

作品の評価:
『スパイダーマン3』(セガール気分で逢いましょう)
『スパイダーマン3』(Sweet* Days )

パンフレット 評価:★★★★(監督や出演者のインタビュー記事あり。副読本にお奨め)
価格600円 縦


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バベル – BABEL – (個人的評価:★★)

バベルを公開初日に観てきました。
話題性のある作品で、楽しみにしていましたが、私が行ったTOHOシネマズ川崎は2シアター制を取っているせいか、2割も入ってないガラガラの状態でした。おかげでゆったりと観られましたが、肝心の作品はストーリーが「つながっているようでつながってない」そんな印象を受け、モロッコとメキシコの貧困の風景だけが印象に残りました。

ストーリーはモロッコ、メキシコ、日本で同時進行していくのですが、何か無理矢理同じテーマで描こうとしてるのがあからさまでそれに抵抗感を感じ、それぞれのストーリーも何か中途半端に感じられました。
パンフレットを読んで、イニャリトゥ監督がどういう意図を持って、バベルを作ったのかは理解できましたが、この作品を観ただけで、私にはそのメッセージは伝わってきませんでした。イニャリトゥ監督の別の作品を事前に見ておけば、スッと入ってきたのかもしれませんが・・・・。DVDとかで別の作品を観てから、改めて、バベルを観てみたいとは思いました。
ただ、劇中で流れる音楽は非常に良く、特に坂本龍一の「美貌の青空」は劇中のシーンに非常にマッチしていました。

菊池凛子は体当たり的な演技で存在感を見せていましたが、「体当たり」の内容が強烈すぎるので、次回作で彼女の真価が問われると思います。ぜひがんばってもらいたいと思います。

参考:
バベル – goo 映画
バベル@映画生活

作品の評価:
『バベル』(セガール気分で逢いましょう)
バベル(Cinematheque)
映画「バベル」(試写会)感想(女でもグーで殴る)
『バベル』(Sweet* Days )
『バベル』(試写会帰りに)

パンフレット 評価:★★★★(監督や出演者のインタビュー記事あり。副読本にお奨め)
価格600円 横


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ロッキー・ザ・ファイナル – ROCKY BALBOA – (個人的評価:★★★)

ロッキー・ザ・ファイナルを金曜日スタートという異例の初日にさっそく観てきました。
初日ということなのかもしれませんが、来場者に「ロッキー・ザ・ファイナル」のポスターがプレゼントされました。

ストーリーは単純明快ですが、ロッキーが語る一言一言には自ら放つ重いパンチのように重みを感じるし、特に、ロッキーシリーズを観ていれば、その一言一言には、説得力があります。
私みたいに単純な人間には、この作品を観るだけで、自分を奮い立たせる『栄養ドリンク』をもらったような気がしました。学生の頃、ロッキーをみて少しでも感動をもらった人にはお薦めですね。
義兄のポーリーやビル・コンティの音楽も作品の盛り上げに一役買っています。

現実的ではない派手な展開を期待していたので、正直、期待外れの面もなくはないですが、ロッキー・シリーズの第1作に原点回帰したと考えれば、納得できます。
個人的には、スタローン自身が区切りを付けるために作ったんだなというのを強く感じました。

そういえば、本作品が始まる前の予告編で「ランボー4」をやっていましたが、同じように「区切り」となるのでしょうか?

参考:
ロッキー・ザ・ファイナル – goo 映画
ロッキー・ザ・ファイナル@映画生活

作品の評価:
「ネバー・ギブアップ」。帰ってきたロッキーのスピリットに感動!(人生はお伽話もしくは映画のよう)
ロッキー・ザ・ファイナル(映画・DVD blog)

パンフレット 評価:★★★★(シルベスタ・スタローンのロングインタビュー記事あり、第1作から第5作までの「おさらい」も載っています。)
価格600円 縦


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ゴーストライダー – Ghost Rider – (個人的評価:★★★)

ようやくロードショー上映の最終日の最終回でゴーストライダーを観てきました。

スパイダーマンなど映画化された「マーベルコミック」シリーズらしく最初の肩慣らし的な「導入部」の意味合いの内容でした。あっと驚くようなストーリーや映像はなかったですが、最初なんでこんなもんかなといったところでしょう。
役作りのため減量するなどニコラス・ケイジも気合入りまくりなのが伝わってきて、彼の顔がっスカルフェイスのゴーストライダーっぽく見えてしまうくらいです。
次回作(あるかどうかはわかりませんが・・・)以降の展開に期待したいですが、ニコラス・ケイジはナショナル・トレジャーとゴーストライダー、どちらを取るのでしょうか?
個人的には、エヴァ・メンデスが非常によかったので、次回作以降もロクサーヌには、彼女をキャスティングしてもらいたいですね。

参考:
ゴーストライダー – goo 映画
ゴーストライダー@映画生活

作品の評価:
ゴーストライダー(映画鑑賞日記)
『ゴーストライダー』(試写会帰りに)

パンフレット 評価:★★★(ニコラスとエヴァのインタビューあり)
価格600円 縦

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デジャヴ – Deja vu (Dejavu) – (個人的評価:★★★★)

川崎チネチッタの「前夜祭」先行レイトショーでデジャヴを観てきました。

なかなかよくできた作品です。
タイトルや予告編などでイメージしていたストーリーとまったく違っていました。

衝撃的なオープニングで一気に作品へ引き込まれます。
全体的に、脚本とか映像の見せ方とかが素晴らしいと思います。
もう一度、映画館に足を運んで観てみたいと思わせる作品です。
いろいろな意味で奥が深いです。
デンゼル・ワシントンの頭が切れて常に冷静な刑事の演技も非常に好感が持てます。

デッドマンズ・チェストはともかくナショナル・トレジャーでがっかりしましたが、「ジェリー・ブラッカイマー系」のこの作品は他人にお薦めできる作品です。ただ、相当、集中して観ないとついていけなくなると思いますが・・・。

参考:
デジャヴ – goo 映画
デジャヴ@映画生活

作品の評価:
『デジャヴ』(セガール気分で逢いましょう)

パンフレット 評価:★★★★(ストーリーも詳しく載っていて、「図解」入りなので、副読本としてお薦め)
価格700円 縦


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ナイトミュージアム – NIGHT AT THE MUSEUM – (個人的評価:★★★)

川崎チネチッタの先行レイトショーでナイトミュージアムを観てきました。

奇抜なストーリーでもなくドンデン返しも何もないですし、ストーリー展開が若干雑な部分も見受けられますが、約二時間、リラックスしっぱなしで理屈抜きに「博物館の夜」を楽しめました
個人的には頭の足りなさそうなおバカさん?に見えるベン・スティラーと「博物館の主たち」とのコミカルな会話やアラン・シルベストリ(Alan Silvestri)の音楽も「博物館の夜」の盛り上げに一役買っています。
嫌なことがあったり、落ち込んだときの気分転換で見るのにぜひお薦めしたい作品です。
『もしもこんな博物館があったら?』というノリで『博物館の夜』を楽しみましょう!

参考:
ナイト・ミュージアム@映画生活
アメリカ自然史博物館(英語サイト)

作品の評価:
とにかく見た夜だけは、楽しい気分になれること請け合い(人生はお伽話もしくは映画のよう)
ナイト ミュ-ジアム(まんがオランダ生活 ミッフィーの街で国際結婚)
ナイト ミュージアム(映画の国のチヒルカ)
「ナイトミュージアム」を観る(紫@試写会マニア)
ナイトミュージアム 試写会場は大爆笑(ノルウェー暮らし・イン・ジャパン)
ナイトミュージアム(映画 感想 DVD レビュー 色即是空日記+α)

パンフレット 評価:★★★★(博物館のキャラクター達の解説あり、副読本としてお薦め)
価格600円 縦


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ラッキーナンバー7 – LUCKY NUMBER SLEVIN – (個人的評価:★★★)

2/1は映画の日ということで、ラッキーナンバー7を観てきました。

興行的にはディパーテッドが圧倒してるんだろうと思いますが、ディパーテッドより断然ラッキーナンバー7です!
邦題が映画の内容と微妙に被ってはいますが、かつての「ナイロビの蜂」くらい安易で、似て非なるものになってしまっているのは残念です。
うまいコピーとか何かで十分補えるとは思うんですが・・・。
邦題名が作品の良さを殺していて、軽い作品のイメージを与えてしまっていて、もったいない気がします。

邦題のことはさておき、作品は観終わった後は爽快感すら感じます。
実は、観終わって振り返ってみると、「起承転結」の「起」と「結」で若干「矛盾」を感じる部分があるのですが、作品の評価を下げるものにはならないでしょう・・・。
ストーリーの展開の仕方は、オーシャンズ11っぽくて、何気ない伏線が最後、見事に繋がっていきます。
練りに練った脚本の妙でしょう。キャスティングがよくても、肝心の脚本がよくないと、活きないですからね。ディパーテッドのマーティン・スコセッシ監督に観てもらいたいですね・・・。
見て損はない作品だと思います。

ロードショーももう終わりだと思うので、見逃した方はDVD等で観られることをぜひお薦めしたいです。

参考:
ラッキーナンバー7@映画生活
ラッキーナンバー7@goo映画

作品の評価:
ラッキーナンバー7/試写会(如意宝珠)
ラッキーナンバー7 ‐不運は3度続くものなんだよ‐(jyu STUDIO)
ラッキーナンバー7 ▲▲ スリリングでクールで予想外(どんくらの映画わくわくどきどき)

パンフレット 評価:★★★★★(インタビュー、登場人物相関図など解説あり、写真の選択も絶妙、副読本としてお薦め)
価格700円 縦


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ディパーテッド – THE DEPARTED – (個人的評価:★★)

さっそくディパーテッドを初日のレイトショーで観てきました。

観終わった感想は、キャストは豪華、軸となる2人の設定が複雑な割には、ストーリー展開が平易すぎて、期待していたほどではなく、普通のギャング映画でした。
不必要なシーンが多かった分、上映時間も長かったような気もしました。

コステロのジャック・ニコルソンに悪の大物感を感じないのと、ディカプリオに悪の風格を感じず、組織の中で何か浮いてるような感じさえしました。マット・デイモンが相変わらず、オーシャンズ11のような二番手っぽい主役級ならではの存在感を存分に示していた と思います。

パンフレット 評価:★★★(価格は高いが、インタビュー、登場人物相関図など解説があります)
価格800円 横(変型版)

参考:
ディパーテッド – goo 映画
ディパーテッド@映画生活

作品の評価:
『ディパーテッド』(Sweet* Days)
ディパーテッド デカプリオ×マットデイモン映画(ノルウェー暮らし・イン・ジャパン)
『ディパーテッド』を観たよ。 (【待宵夜話】++徒然夢想++)
1人は汚名をそそぐため、1人は野心を満たすため。2人の男の命がけの潜入劇(人生はお伽話もしくは映画のよう)
ディパーティド(映画のメモ帳+α)
「ディパーテッド」を観る(紫@試写会マニア)
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モンスター・ハウス – MONSTER HOUSE – (個人的評価:★★★)

2007年初めての映画鑑賞は109シネマズ川崎でのモンスター・ハウス(字幕版)と相成りました。



ポーラー・エキスプレス
で使われた「モーション・キャプチャー」で製作されたこの作品ですが、独特のタッチは相変わらずで「丹念に作っているなあ」という印象を受けました。
ポーラー・エキスプレスほど映像の綺麗さに圧倒されることはなかったのですが、この作品自体が「モーション・キャプチャー」が活きないような題材だったのかもしれません。
もっとも、ポーラー・エキスプレスとの差は監督と映画音楽かもしれません・・・。

ストーリー展開は平易ですが、老若男女楽しめる内容だと思います。
個人的には、子供の頃に家の近くにある「廃屋」とかに忍び込む時のワクワクする感覚を思い出し、懐かしい気がしました。こういう感覚って世界共通なんですかね?

なお、字幕版は上映館が少なく、日本語吹替版より早く上映が終わる可能性があるので、字幕版を観たい方は、早めに映画館へ足を運んだほうがよいと思います。

最後に、109シネマズ川崎に初めて行きましたが、TOHOシネマズ川崎チネチッタ川崎のように、床が
カーペットでないので、何か冷たいような感じがしました。カーペットのほうが落ち着くのと、1クラス上の映画館に来たようで高級感を感じます。あと、指定席予約がブロック指定しかできないので、今回、最後方の席を取ったのですが、通路と併用しているような感じで、前席との段差がなく、若干間隔が開いていて観にくく、あまりお勧めできません。

パンフレット 評価:★★★★(安価、わかりやすく、無駄な評論もなく、副読本に最適)
価格500円 縦(変型版)

参考:
モンスター・ハウス@映画生活
モンスター・ハウス – goo 映画

作品の評価:
モンスター・ハウス(シュフのきまぐれシネマ)
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エラゴン 意志を継ぐ者 – ERAGON – (個人的評価:★★★)

公開初日の「エラゴン 意志を継ぐ者」をさっそく川崎チネチッタで観てきました。

初日・土曜日の19時台の回でしたが、お客さんは6割くらいの入りと意外に少なめでした。
割と早めにテレビCMで予告編も流していたのですが、競合している作品が強力なものが多いからかもしれません。
同じようなファンタジー系の作品で「ナルニア国物語」がありましたが、期待ハズレだったので、エラゴンにもあまり期待してなかったのですが、予想に反して意外に面白かったです。
VFXがよく出来ているのと、ドラゴンに乗って空中に飛んでいるシーンなどは爽快感があってよかったと思います。
「ドラゴンライダー」エラゴン覚醒までのストーリーなので、派手な戦闘シーンなどは少々抑え目だったかもしれませんが、第2弾に期待を持たせる内容だったと思います。「マルコビッチ」の出番が少なめでしたが、第2弾以降の本格的な登場が楽しみです。

参考:
エラゴン 遺志を継ぐ者@映画生活

作品の評価:
『エラゴン 意志を継ぐ者』(試写会帰りに)
『エラゴン/遺志を継ぐ者』(Sweet* Days )
エラゴン(銀座で一人暮らし)

パンフレット 評価:★★★(写真も比較的多め)
価格600円 縦


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スキャナー・ダークリー – A Scanner Darkly – (個人的評価:★)

東京都23区内で唯一上映しているシネセゾン渋谷で「スキャナー・ダークリー」を観てきました。

予告編で観た「ロト・スコープ」という手法を作った映像は斬新なものだったので、楽しみにしていましたが、肝心のストーリー展開があまりにも単調だったので、いくら映像が斬新でもそれだけで1時間40分は辛かったです。また、劇中での説明が不足していて、すぐには理解しにくい部分もあり、パンフレットを見て理解した面もあるのですが、映像だけではなく、もう少し脚本や編集にも力を入れてもらいたかったと思います。それにしても、劇中出てくる麻薬中毒者の行動や言動がリアルな感じがしましたが、原作者の実体験を元に書かれているということで納得しました。

参考:
スキャナー・ダークリー@映画生活
スキャナー・ダークリーUSオフィシャルサイト

作品の評価:
スキャナー・ダークリー - 「ワタシ」という存在の耐えられない軽さ(Lost in Australia)
スキャナーダークリー ■ 俺を監視している俺を監視しているのは誰?(どんくらの映画わくわくどきどき)
139.スキャナー・ダークリー(レザボアCATs)
「スキャナーダークリー」(ナンバー921の叫び)

パンフレット 評価:★★★(ストーリーがわかりにくい面があるので、補完的に買うのはよいかもしれません。)
価格700円 縦


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パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト – Pirates of the Caribbean

2006年上半期の目玉作品の一つ「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」を公開初日に観てきました。

個人的には、前作、「呪われた海賊たち」を観て、10数年弱冷めていた「映画熱」がぶり返してきただけあって、本作の登場を待ちに待っていました。

上映時間が2時間半と長いですが、前半半ばから時間を感じさせない展開で終わってみればあっという間でした。「帳尻合いすぎ!」といった場面は多々ありますが、1作目からこういう「ノリ」の作品なので、割り切ってみれば気にならないでしょう。

公式に「3」があると言っているだけに、単なる「つなぎ」で終わらないか危惧はしていましたが、「つなぎ」以上の出来だったと思います。
オーランド・ブルームもキーラ・ナイトレイも前作と違って、トップスターの貫禄を感じました。

これから観る方には、前作を観て、「予習」をしておいたほうがよいかと思います。
あと、映画の楽しみ方の一つとして、最後の最後まで作品は気を抜かず観ましょう!

パンフレット 評価:★★★(写真多め、作品中登場するキーワードの解説、人物相関図がありわかりやすい)
価格700円 縦

参考:
パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト@映画生活特集
パイレーツ・オブ・カリビアンの鉄人
パイレーツ・オブ・カリビアン FANサイト
パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト@映画生活

作品の評価:
パイレーツ・オブ・カリビアン-デッドマンズ・チェスト- (白梟 ‘s)
パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト (OH! MY ブログ! )
『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』 (アンディの日記 シネマ版)
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