宇宙戦争はエピソード3を観たあとだけに、スピルバーグ監督がどこまでルーカス監督に肉薄できるか?楽しみにしていた作品でした。
観に行ったのがTOHOシネマズ六本木だったからかも知れませんが、雷やエイリアンの乗るトライポッドでの攻撃では、足に振動が伝わるほどで臨場感があって、映像、音とも非常に迫力があり、「さすがはスピルバーグ作品!」という思わせるものでした。
内容自体もぐいぐい引き込まれる感じで、どういう結末になっていくのかまったく読めないまま、ストーリーが展開していきましたが、終盤あたりに唐突に展開が変わり、ラストを迎えてしまったことに少々不満を覚えました。
個人的には、家族愛というテーマを持ち込んでしまったことで中途半端なラストを迎えてしまったのではないかと思います。家族愛はこういうSF的な設定でなくとも、十分に描けると思うので、少々が無理があったのではないかと思います。このような作品は欲を出さずに「娯楽」に徹して欲しかったと思います。
このあたりはトム・クルーズの意向が入ったのでしょうか?
スピルバーグ作品なので、個人的評価は余裕で★4つはクリアすると思ってましたが、ストーリーの中途半端さで★3つとしました。
参考:
宇宙戦争@映画生活
“宇宙戦争 – War of the worlds – (個人的評価:★★★)” の続きを読む