2006年上半期の目玉作品の一つであるダ・ヴィンチ・コードを川崎CINECITTAで観てきました。
観終わった直後は登場人物の会話を頭に叩き込みながら、集中してみないとついていけなくなるなという印象を持ちました。
原作を読んだ人に聞いたところでは、原作も会話が多いとのことなので、原作に忠実に従っているのかもしれません。
ストーリー展開は最初から最後まで静かに進んでいきますが、常に集中していないとついていけなくなるという「恐怖感」があるため、2時間30分という上映時間はあまり気にならないかもしれません。
カンヌ映画祭の上映では、「失笑が起こった」そうですが、そういった違和感は感じませんでした。
映像的には、古典的なミステリー映画を見せられているようで、会話の部分を映像化して、作品における「会話で占める度合」を減らすとよいのかな?と思いましたが、そうすると原作とはかけ離れたものになってしまうのでしょうか・・・。
実際にルーブル美術館で撮影したそうですが、個人的には絵画に興味がないため、実物の絵画を映像を介してみても、客観的に作品のスパイスの一つとしてしか見られないので、作品としてのスケールの大きさはそんなには感じませんでした。
「フィクション」とやけに強調していますが、史実も随所に出てくるので、巷でいろいろ出版されている「ダヴィンチコード研究本」(映画便乗本)を読んで、もう一度観ると違った印象を受けるのかもしれません。
(「30分でわかるダ・ヴィンチの暗号と謎」<日本文芸社>を思わず買ってしまいました。)
あと、作品の話からそれますが、上映中に携帯電話取り出して、バックライト光らせるのやめろと声を大にして言いたいですね。2時間少々、携帯電話に出られないと都合の悪い奴は映画館で観ず、DVD化を待て!と思います。はっきり迷惑です。
それと知人が初日(5/20)に川崎CINECITTAの駐車場に止めて、「集団パンク事件」に遭遇し、3本パンクさせられたそうです。(30台以上、同時に被害に遭ったそうです。)
駐車場料金の絡みがありますが、そんな大胆な犯行を防げないザルの監視しかしていない駐車場に止めるのは、みなさんやめましょう。
それで「免責」にされたら、たまったもんじゃありませんよね?
CINECITTAサイドにはぜひ善処してもらいたいと思います。
パンフレット 評価:★★★(キーワード解説あり、話題作の割には安価)
価格600円 32ページ 縦
作品の評価:
ダ・ヴィンチ・コード(評価:○) (シネマをぶった斬りっ!!)
5/18(木)~5 ダヴィンチコードの評判は・・ (かおりんの関西探検隊♪)
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“ダ・ヴィンチ・コード – THE DAVINCI CODE – (個人的評価:★★★)<再掲:初投稿2005.05.25>” の続きを読む