ライラの冒険 黄金の羅針盤 – The Golden Compass – (個人的評価:★★★)

遡りの投稿で恐縮です。。。。
さっそく、先行公開で、ライラの冒険を観てきました。

作品の独特な世界を醸し出している(人間にまとわり付くようにいる)ダイモンが個人的に受け入れられるのかな?という先入観を持ちつつ観ましたが、いざ作品に入るとまったく気になりませんでした。
ストーリー的には何の捻りもなく、第1作ということで「顔見世興行」的な作品でした。コールター夫人役のニコール・キッドマンが「インベージョン」とは違ったしたたかな「悪女」ぶりで存在感を示しまくっています。新境地開拓?ということでぜひ本シリーズ以外でも「悪役」の彼女を見てみたい気がしました。次回作以降、ライラがどのように「覚醒」していくのか?お手並み拝見といきましょう。

パンフレット 評価:★★★(値段相応)
価格700円 縦

参考:
ライラの冒険 黄金の羅針盤 – goo 映画
ライラの冒険 黄金の羅針盤@映画生活

作品の評価:
ライラの冒険 黄金の羅針盤 (ひめの映画おぼえがき)
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マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋 – Mr. Magorium’s wonder emporium – (個人的評価:★★★)

さっそく、マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋を観てきました。

オープニング・ロールから、ポップな感じで何か面白そうな「マゴリアム・ワールド」で展開されるストーリーに期待が高まりますが、オープニング・ロールが終わるまでに、気持ちを切り替えないと(作品に集中しないと)、置いてきぼりを食うでしょう。
「マゴリアムおじさんは、なぜ魔法を修得していて、243才まで生きているのか?」「モリーやエリックはどうやってマゴリアムおじさんと出会ったのか?」などまったく説明がないままで、「とにかくマゴリアムおじさんは魔法が使えて、243歳なんだ!」「今、モリーはおもちゃ屋の店長でエリックは店の手伝いなんだ!」ということを「既成事実」として、自分の中で早く受け入れないと「マゴリアム・ワールド」を楽しむことができないでしょう。
ストーリー的に深みはなく、雑な展開なんですが、そういったストーリー(脚本)面の細かい突っ込みは一切ナシという前提で観ることができれば、理屈抜きに楽しめる作品だと思います。ラストはちょっとジーンときました。

個人的には、作品の尺を2時間くらいにすれば、もっと、深みのある作品になったのかなと思いますし、この作品より前のエピソード(魔法を修得するまでとか、モリーやエリックとの出会いとかなど)を作品として観てみたい気がしました。
それにしても、ダスティン・ホフマンはいいおじいちゃんの役が似合うような年齢(1973年生まれ)になったんですねぇ・・・。

最後に、日曜のレイトショーの時間帯だけあってお客さんも7人と閑古鳥が泣いてましたが、邦画や3月から控えている作品の影に隠れて、『短期上映』に終わりそう(特に字幕版は・・)な予感がするのでお早めに!

パンフレット 評価:★★(表紙はCoolなんですが、中身がイマイチ・・・。)
価格600円 縦

参考:
マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋 – goo 映画
マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋@映画生活

作品の評価:
残念無念…(映画/試写会:マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋)(美味!な日々)
マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋 ▲(どんくらの映画わくわくどきどき)
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アメリカンギャングスター – American Gangster – (個人的評価:★★)

デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウの『一騎討ち』が興味をそそるアメリカン・ギャングスターを観てきました。

実は、この作品を観る前には、『リドリー・スコット作品』+『二時間半超えの上映時間』という先入観で、最後まで集中力を切らさず観られるのかどうか?と観る前から、少々腰が引けてたのですが、意外にストーリー展開はあっさり目で、重厚ではなく淡白でしたが、最後までどうなるんだ(どんでん返しがあるのでは?)と思わせながら展開していくので、飽きずには見られました。
ただ、派手なドンパチもなく、楽しみにしていた『一騎討ち』もあっさり軽く終わってしまい、結果的には、ただの「麻薬王捕物帖」を延々と見せられたなという思いもあって、物足りなさを感じてしまいました。個人的には、今回の内容なら、2時間くらいでまとめてもいいんじゃないのと思ってしまうようなあまり必要ないようなシーンやエピソードも結構あったのではと思いました。「大作」と思って、期待していただけに観る前と観た後のギャップが大きかったからかもしれませんが・・・・。

参考:
アメリカン・ギャングスター – goo 映画
アメリカン・ギャングスター@映画生活

作品の評価:
アメリカン・ギャングスター(k.onoderaの日記)
★ 『アメリカン・ギャングスター』(映画の感想文日記)

パンフレット 評価:★★★(D・ワシントン、R・クロウ、R・スコットのインタビュー記事あり)
価格600円 縦


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28週後… – 28 weeks later – (個人的評価:★★★)

以前、知人に勧められて「28日後」をDVDで観て、意外に面白かったのですが、続編を作るまではどうなのかと思っていました。
年末に、続編の「28週後…」が年明けに封切られることを知り、楽しみにしていましたので、さっそく封切初日の19日に「28週後…」を観てきました。
川崎地域ではTOHOシネマズ独占上映のせいかもしれませんが、七割強の入りで、本作への期待の高さがうかがえました。

28weekslater_t

やや静かな冒頭も束の間、一気に「レイジ(Rage)ウイルス・ワールド」に引き込まれます。
(わかりやすいですが)伏線も随所に張られているので、一時も息が抜けません。
前作と比べると、感染者の凶暴性が増しているような気がして、えぐい描写もあちこち出てきます。
個人的には、主人公?のドン(ロバート・カーライル)中心に展開していくのだろうと思っていたのですが、彼自身違った絡み方をしていきます。
また、「レイジ・ウイルス再発」のしかたも、予想を超えたものだったので、驚きでした。
後で振り返ってみれば、「アイ・アム・レジェンド」っぽくて、「バイオ・ハザードIII」のエッセンスもあり、えぐい描写は「プラネット・テラー in グラインドハウス」っぽく、つい最近見た「感染系」「ゾンビ系」の映画の集大成みたいな感じがしました。
続編はイマイチなことが多いですが、「28週後…」はパワーダウンすることなく、前作並みに仕上がっていると思います。(サンシャイン2057はイマイチだったのですがね。)

28日後のDVD版はハッピーエンドなラストですが、「28週後…」はどうなるのか、それは観てのお楽しみということで・・・。
個人的には、ラストを観ても「さらに28週後」、あるいは「28ヵ月後」なる続編があるのか、正直読めません。

パンフレット 評価:★★(ページが少ない割に、600円とは割高感を感じる)
価格600円 縦

28weekslater_panf

参考:
28週後… – goo 映画
28週後…@映画生活

作品の評価:
ゾンビが全力で追いかけてくる映画「28週後…」のサイトが異様なリニューアル(GIGAGINE)
28週後… (2007)(MOVIEクラブ)
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デス・プルーフ in グラインドハウス - Quentin Tarantino’s Death Proof – (個人的評価:★★★)

プラネット・テラーに続いて、デス・プルーフを観ました。

ラスト近くまでは「なんだ!ただの変態ストーカーの映画か・・・」という趣きですが、ラスト近くから様相が一変し、「さすがタランティーノ!」と思わせる持っていき方です。
まさにスピルバーグの「激突」や「バニシング・ポイント」のようなB級カーアクション映画の再現をコンセプトに作った映画だと思います。
この作品は特に「静」と「動」をうまく使って、メリハリをつけているのですが、若干「静」が長すぎる感(アメリカ人の日常のおしゃべりがずっと続く)もあるので、集中力が途切れそうになるところはあるのですが、後半の内容も「前半と一緒かよ!」と思わせといての展開なので余計に観ているものを唸らせます。振り返ってみれば、長すぎる「前半」は「後半」の前振りということなのでしょう。また、スタントマン・マイク(カート・ラッセル)の前半と後半の変わりっぷりが作品の面白さを倍増していると思います。
あと、プラネット・テラーを先に見ておくと劇中「若干のお楽しみ」があります。
他にも、タランティーノ作品を見た人は、劇中で若干ニヤリとする場面もあるので、これも「お楽しみ」です。そういえば、家に帰ってから、パム=”ロケットランチャー”チェリー(ローズ・マッゴーワン)なのに、気がつきました・・・・。
個人的には、シン・シティで存在感を十分に示したロザリオ・ドーソン、ユマ・サーマンに激似で実際、キル・ビルで彼女の代わりにスタントをやったというゾーイ・ベルが非常に印象的でした。

日本でのロードショー公開時はデス・プルーフとプラネット・テラーを分けて上映(一部の上映館を除いて)していましたが、2本まとめて見るのが、これらの作品のコンセプトには合ってるんだと思います。(日本の興行的に2本分割で上映したのでしょう。)

最後に、三軒茶屋中央劇場ですが、日本の“グラインドハウス”(B級映画ばかりを2本立て、3本立てで上映するアメリカでかつて流行った映画館のことだそうです。)っぽくて、この作品の上映館としては最適だったと思います。

パンフレット 評価:★★★★★(オークションででも買う価値あり)
価格:ヤフーオークションで買ったので不明 縦

参考:
デス・プルーフ in グラインドハウス – goo 映画
デス・プルーフ in グラインドハウス@映画生活

作品の評価:
デス・プルーフ in グラインドハウス■(どんくらの映画わくわくどきどき)
☆「デス・プルーフ in グラインドハウス」メモ(気ままに映画メモ)
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プラネット・テラー in グラインドハウス – Robert Rodriguez’s Planet Terror – (個人的評価:★★★★)

昨年見逃していたプラネット・テラーとデス・プルーフを三軒茶屋中央劇場で観てきました。

この映画館に行くのは初めてで、外観からして想像はしていましたが、この設備の古さは『昭和の映画館』そのものでした。
喫煙室と切符切りの席の片隅にストーブが置いてあったり、パンフレットが売ってなかったりと新しい設備に慣れきっていた自分には、そういう雰囲気がむしろ新鮮に感じました。

さて、プラネット・テラーですがこれぞB級映画の真髄を見せてくれたと思います
ストーリーのつじつまは全然あってなくて、実に大雑把でめちゃくちゃですが、これでもかこれでもかと刺激的な映像のラッシュでそんな細かい話はどうでもいいと思わせる強引さが逆に痛快でした。
グロい映像も多いですが、過度にリアルっぽく見せようとしてなくて、ひと昔の低予算B級スプラッタムービーっぽいノリがよかったです。
AVP2、バイオハザード、アイアムレジェンドと『お正月映画』を観てきましたが、断然コレですね。
キャスティングもブルース・ウィリスがいたり、出たがり屋?のクエンティン・タランティーノが出てたりとただのB級映画になってないのもよかったです。
この映画はともかく理屈抜きに観ることをお勧めします。

パンフレット 評価:★★★★★(オークションででも買う価値あり)
価格:ヤフーオークションで買ったので不明 縦

プラネット・テラー in グラインドハウス – goo 映画
プラネット・テラー in グラインドハウス@映画生活

作品の評価:
プラネット・テラー in グラインドハウス ▲ (どんくらの映画わくわくどきどき)
映画「グラインドハウス( USA版/プラネット・テラー)」 (まどぎわ通信)
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ブレイブ ワン – THE BRAVE ONE – (個人的評価:★★★)

目黒シネマでインベーションを観た後、続いてブレイブ ワンを観ました。

こちらもインベーション同様静かな展開で、ジョディ・フォスター扮するエリカの心の葛藤を描きつつ進んでいくのですが、じっくり見せ過ぎている感があり、2時間強の時間が少々長く感じました。
もっとバリバリの「復讐劇」を想像していたのですが、作品のコンセプトが心理面を見せるといった趣きだったのでしょう。
作品の結末は、もう少しセンセーショナルなものを想像していたのですが、個人的には意外だったので、じっくり見せる作品でも結果的には許せるかなといった感じです。
個人的には、マーサー刑事を演じていたテレンス・ハワードがジョディ・フォスターに負けずとも劣らない存在感で本作品の厚みが増していると思います。
デジャヴのデンゼル・ワシントンのような洞察力の鋭い殺人事件のプロであるが、人間味溢れる刑事を好演していたと思います。
次回作や彼の出ている過去の作品を観たくなりました。

個人的には、目黒シネマのような名画座やDVDでならお勧めしてもよい作品だと思います。

それにしても、久々、目黒シネマのような名画座で映画を同日に2本観て、このブログの名前にもなっている私の育った町にあった尼崎OS劇場で2本立て映画を観たときのことを思い出しました。
大げさかもしれませんが、正月から自分の「原点」に帰ったような気がしました。
映画もいろいろジャンルがあるように、映画館にもいろいろジャンルがあると思いますが、リーズナブルに映画が観られるお得感いっぱいの名画座がまだまだ健在であって欲しいと思います。

パンフレット 評価:★★(解説多すぎ。そんなにいらない。その分の700円なら大いに不満!)
価格700円 横

参考:
ブレイブ ワン – goo 映画
ブレイブ ワン@映画生活

作品の評価:
ブレイブ ワン(★YUKAの気ままな有閑日記★)
「ブレイブ・ワン」ヒロインは裁かれない(soramove)
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インベーション – THE INVATION – (個人的評価:★★★)

2008年はさっそく1月1日に目黒シネマインベーションブレイブワンの二本立てを観てきました。
二本ともロードショー公開時に見そびれていた作品だっただけに、この組み合わせでの上映はラッキーでした。

さて、インベーションですがストーリー展開はラストともどもひねりもなかったのですが、終始『静かなる恐怖』がスクリーンを支配して、平易なストーリー展開の割りには、最後まで集中して見られました。
年末にかけて、アイ・アム・レジェンド、バイオハザードIII、スリザー、エイリアンズvsプレデターと『感染もの』『寄生もの』をたまたま集中して観ましたが、インベーションが一番ありそう(宇宙から飛来物に付着していたウイルス感染)で身に詰まらされるような怖さを感じました。まあ、エイリアンズvsプレデターがいまいちだった後に観ただけに「過大評価」になってしまっている感はあるかもしれませんが・・・・。

それにしても、二コール・キッドマンはトム・クルーズの元奥さんでトム・クルーズが若い頃の作品でしか観たくらいしか印象がなかったのですが、子供を守る良き母を好演しています。
1ヶ月後くらいから上映のライラの冒険/黄金の羅針盤に出ているので、楽しみです。
また、「新ジェームス・ボンド」役で「カジノロワイヤル」では男にしかわからない痛い「拷問」シーンを熱演?したダニエル・グレイグの悪役なのかどうなのかわからない風貌を活かしたキャスティングもよかったかなと思います。彼はこういうキャラクターがあっていると思います。

パンフレット 評価:★★★(二コール・キッドマンのインタビュー記事あり)
価格600円 縦

参考:
インベージョン@映画生活
目黒シネマ公式WEBサイト

作品の評価:
インベーション(school death co)
#154.インベージョン(レザボアCATs)
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エイリアンズ VS. プレデター – AVP2 – (個人的評価:★★)

2007年最後の映画見納めは「エイリアンズ VS. プレデター」になりました。

結果的には「見納め作品」としては、あまりふさわしくなかったと思いました。ナショナルトレジャーは続編がよかったので、本作も期待してしていたのですが『期待外れ』でした。

キャスティングからして主役は『エイリアンズ』と『プレデター』なのですが、二つのキャラクターが人の言葉を話せないので、人間を絡まらせざるえないのは理解できますが、そもそも『エイリアン』と『プレデター』を絡ませること自体に無理があるように思えるので、どうしても「無理筋」になってしまっていると思います。
『エイリアン』と『プレデター』が絡んだ第1作「エイリアン VS. プレデター」もストーリー展開上仕方がなかったとはいえ、人間とプレデターが「共闘」するという奇想天外な展開があったりと「無理筋」な作品と思っていましたが、第2作目でいよいよ企画自体が破綻気味になっていると思います。
本作もラストは「無理矢理終わらせた感」がありありのストーリー展開でしたし、肝心の「新種」も驚くような「新種らしい特徴」もなく、20世紀フォックスもしょうがなく「新種」に焦点を持っていったように思いました。

パンフレットを見ると、この「エイリアン VS. プレデター」シリーズを現代を設定している「プレデター」シリーズとかなり未来の設定である「エイリアン」シリーズとの橋渡し的なものにしたい意向があるようですが、もう少し違った切り口で作らないと、第1作、第2作のような内容だとそこまで持つかが心配になってしまいます。「エイリアン」や「プレデター」の作品のようなモンスターと互角に渡り合える「人間のキャラクター」がいないとダメかもしれません。

パンフレット 評価:★★★(解説など読み物は面白い)
価格600円 縦

参考:
AVP2 エイリアンズ VS. プレデター – goo 映画
AVP2 エイリアンズ VS. プレデター@映画生活

作品の評価:
AVP2 エイリアンズVS.プレデター(★YUKAの気ままな有閑日記★)
AVP2 エイリアンズVS.プレデター(Akira’s VOICE)
「AVP2 エイリアンズ VS. プレデター 」この映画に望むものは何ですか(soramove)
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ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記 – National Treasure 2 book of secrets – (個人的評価:★★★)

12月21日公開でしたが、「前夜祭」と称して、12月20日に先行上映を行うことを知り、さっそくナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記を観てきました。

観に行く前日に「ナショナルトレジャー」のパンフレット等を見て、内容等思い出そうとしたのですが、はっきりと思い出せなかったので、急遽、DVDをレンタルして「おさらい」をしたのですが、結果的には、「おさらい」をしておいてよかったです。

前作を観た時には、「インディ・ジョーンズ」や「トゥーム・レイダー」のような展開を期待していたので失望感がありましたが、今回は、前日の「おさらい」でベン・ゲイツら各登場人物のキャラクターが頭に入ってましたし、このシリーズは「リラックスして宝探し・謎解きを楽しむ」というノリで観るものだと思えば、今回は結構、楽しんで観られました。ストーリーも前作同様、ひねりもないストレートでわかりやすいものなんですが、テンポよく進むので、飽きずに観られます。お正月休みに気晴らしに観るのであれば、ちょうどよい作品だと思います。

ただ、レイトショーとはいえ、「前夜祭」の割には、お客さんが1、2割だったので、興行的に明日から大丈夫?と思ってしまいました。

12/23にテレビで「ナショナル・トレジャー」を放映するようなので、「おさらい」してから、本作を見るとさらに楽しめると思います。

パンフレット 評価:★★★(主要出演者すべてのインタビュー記事ありだが、写真は少なめ)
価格600円 縦

参考:
ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記 – goo 映画
ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記@映画生活

作品の評価:
「ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記」(或る日の出来事)
「ナショナル・トレジャー  リンカーン暗殺者の日記」を観る(紫@試写会マニア)
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スリザー – SLITHER – (個人的評価:★★★)

12月8日公開で、早や12月21日で終了するので、駆け込みで、スリザーを観てきました。

11月から12月にかけて公開されるB級映画はお正月の大作映画の影に隠れて、あっという間に終わってしまうのですが、案外、「掘り出し物」があるものなんです。
実はひそかに期待はしていたのですが、「これぞB級ホラー映画の王道!」のような作品でした。
作るほうもそれを意識しているのがひしひしと伝わってきて、ホラー作品なのに見てるこちらが嬉しくなる作品ですし、なぜかリラックスして観られる作品です。個人的にはあの得体の知れない物体に寄生される「旦那」と「風船」(みたいな奴)が秀逸だと思います。

そういえば、エンドロールがおわってから「おまけ」があるのですが、平日のレイトショーに観にきていた10人前後のお客さんは途中で席を立つこともなく、堪能していました。個人的には、それがなぜか嬉しく思いました。

12月21日までに観られない方は名画座やDVDでチェックをお勧めしたいと思います。

パンフレット 評価:★★★★(写真豊富、インタビュー記事もありで500円でもやればできます!)
価格500円 縦

参考:
スリザー – goo 映画
スリザー@映画生活

作品の評価:
スリザー(Beware! The Blog – Director’s Cut)
スリザー・・・・・評価額1300円(ノラネコの呑んで観るシネマ)
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アイ・アム・レジェンド – I AM LEGEND – (個人的評価:★★★)

14日がTOHOシネマズの10th Aniversaryで「1000円」だったので、公開初日のアイ・アム・レジェンドを観てきました。

まず観終わった感想はいい意味でも悪い意味でもCMや映画予告編に騙された(自分が思い描いていた作品のイメージとまったく違っていた)感じです。

・題名からはウィル・スミスがスクリーン狭しと大活躍する「ヒーローもの」のような内容だろうと思ってましたが、フタを開けてみたら、「バ○○○○○○III」の続編みたいな感じ
・「地球最後の男・・・」は宣伝上誇張していると思っていたら、ストーリー上は(ほぼ)その設定どおり

そういう意味で「肩透かしを食らった」感触を持ちながら、ずっと観ていましたが、ストーリー展開は、起承転結で言うところの「起」「承」がおとなしめだったので、「転」がいつになった来るのかと思いながら観ていました。
「転」がなかなか見えてこなかったせいかもしれませんが、「ナイトシーカー」が出てこないので、「ナイトシーカー」より、いつ、(回想シーン以外で)「人間」が出て来るんだ?と何か「焦点」が移ってしまっていたのかもしれません。
ストーリー上や映像上ではさんざん「ネビル以外誰もいない場面」を見せられているのですが、実はそうではないのでは?という「疑い」を持って観ていたので、どっぷり作品に入ってなかったのかもしれません。
そのせいか、観終わって、何かしら物足りなさを感じたのですが、パンフレット等を見ると映像をぱっと見ただけでは理解できなかった「説明不足」のところがあったからだと気づきました。
「ネビル以外誰もいない場面」がほとんどなので、ウィル・スミスはがんばっていたとは思いますが、それにしても、ナイトシーカーは「サウンド・オブ・サンダー」のB級っぽいCGを思い出すくらいイマイチでしたね。
まあ、「バ○○○○○○III」よりはよかったかなという感じです。

パンフレット 評価:★★(レビュー記事ばっかり。いくらなんでもネイチャージモンのサバイバルネタはないだろう!)
価格600円 縦

参考:
アイ・アム・レジェンド – goo 映画
アイ・アム・レジェンド@映画生活

作品の評価:
アイ・アム・レジェンド(Akira’s VOICE)
アイ・アム・レジェンド /I AM LEGEND(我想一個人映画美的女人blog)
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ベオウルフ/呪われし勇者 – beowulf – (個人的評価:★★★★)

映画の日であり初日だったので、さっそく、ベオウルフを観てきました。

18時台の回を観てきたのですが、お客さんも7割くらいの入りでまずまずでした。
観終わった感想ですが、淡々としたストーリー展開だったものの映像には迫力があり、楽しめました。特に前半の格闘シーン、後半の「空中戦」を交えた格闘シーンは迫力がありました。
やはり、惜しむらくは、ストーリー展開で「起承転結」で言うと「転」と「結」が一度に来たような感じで、もう少しバランス的にどうにかならなかったかと思います。アンジェリーナ・ジョリーが出ていた分だけ、甘めの評価「★★★★」です・・・。

それにしても、アンジェリーナ・ジョリーはCGでも妖艶な雰囲気を醸し出していました。わずかな登場でも、「ベオウルフ」よりもはるかに存在感がありました。
CGのキャラでも存在感のあったアンソニー・ホプキンスやジョン・マルコビッチ、ブレンダン・グリーソンのキャスティングも作品に厚みを増していると思います。

観終わったあとで知ったのですが、「デジタル3-Dシネマ」で観られる映画館もあるそうなので、もう一度観たくなりました。

参考:
ベオウルフ/呪われし勇者 – goo 映画
ベオウルフ/呪われし勇者@映画生活
Beowulf公式サイト(English)

映画の評価:
『ベオウルフ/呪われし勇者』 ( Sweet*Days** )

パンフレット 評価:★★★(出演者のインタビューあり。写真も多め)
価格700円 縦


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SAW4(ソウ4) – SAW IV – (個人的評価:★★★)

さっそく、SAW4(ソウ4)を観てきました。

いきなり、グロテスクなシーンから始まり、精神的に最後まで持つのかと不安になるくらい、パワーアップした「テスト」が次から次へと展開されました。
次はどうなるのか?という先が読めないストーリー展開と個人的には「ジグソウの亡霊」(死しても何を仕掛けているのか?)がついて回り、集中して観られましたし、90分程度の上映時間という短さは感じられませんでした。
見終わった直後は「???」とラストシーンの自分なりの解釈が合ってるかどうか確証が持てない状態でした。
今回は、パンフレットにもストーリーの部分は詳細に載ってませんでしたし、ネットとかの情報でようやく、ラストシーンの自分なりの解釈が合っていたことを確認できたくらい、ラストは難解でした。
個人的には、ある男性の捜査員2人の判別が途中でできにくくなっていたのも、個人的に「難解」になってしまったのでしょう。

はっきり言えるのは、作品を観ながら、「時系列」と「各シーンの登場人物」を整理して(一致させて)頭に入れておかないとラストは理解不能になるでしょうし、前作以前を見ておかないとラストの意味はわからないでしょう。そういう意味では「敷居の高い作品」になってしまっていますし、CMを観て、興味本位で観に行った人には「???」で終わってしまう可能性が高いのではないでしょうか?

ジグソウが「ゲーム」を施行するに至った経緯やああいう凝ったゲームに用いる「ツール」を作れるのかなどのエピソードがあって、なかなか興味深かったですが、作品を見終わっての「爽快感」がなかった分、個人的には、前3作よりは評価が低めですし、「SAW5(ソウ5)ありきという前提で作られた作品」だと感じたので、こんなもんではないでしょうか?

参考:
ソウ4 – goo 映画
ソウ4@映画生活

作品の評価:
映画「SAW4」(試写会)感想(女でもグーで殴る)
映画観賞感想文『SAW IV』(ネタバレなし)および完全解読とまさかの『SAW V』予想(さるおの日刊ヨタばなし★スターメンバー)→ネタバレ全開ですが、本編を観た後の復習に役立ちます

パンフレット 評価:★(ストーリーの説明が公式サイトと同じなのはいかがなものか?前3作より100円高いにもかかわらず内容はレベルダウン。凝ってるのは表紙だけ!)
価格600円 縦


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バイオハザードIII – Resident Evil:Extinction – (個人的評価:★★)

封切から一週経ちましたが、バイオハザードIIIを観てきました。

観終わった感想は、パンフレットを見て想像通りだったのですが、ゲームのキャラクターにあわせてストーリーを帳尻合わせて作ったようなそんな感じがしました。キャラクターはしっかり作りこんでいるのですが、進行があっさりしすぎていて、ストーリー自体に手抜き感が目につくように思えました。
度胆を抜くようなシーンもなかったですし、アリス=ミラもあまり弾けてなかったように見え、回を重ねるたびにスケールが縮小していってるように思いました。お金はそれなりにかけているんでしょうけど、それが映像のクオリティに現れていないというか、作品自体がB級化していってる気がしました。私もそうですが、ゲームをやっていない人は入り込めない作品かもしれません。

参考:
バイオハザードIII – goo 映画
バイオハザード III@映画生活

作品の評価:
【2007-161】バイオハザード III(ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!!)

パンフレット 評価:★★★(写真も豊富で前2作のストーリーも載っていて内容的に良し。惜しむらくはパンフレットがかばんに入らないくらいのデカさであること。)
価格700円 縦


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ボーン・アルティメイタム – BOURNE ULTIMATUM – (個人的評価:★★★)

さっそく、レイトショーでボーン・アルティメイタムを観てきました。

レイトショーでも七分の入りとまずまずでした。
やはり地上波とタイアップ(前日にボーン・スプレマシーが放送)は効果ありでしょう。

冒頭もそのボーン・スプレマシーのラストの舞台となったモスクワでネスキーの娘とあった直後の雪道を逃走するところから始まり、あっという間にスクリーンに引き込まれます。
特に格闘シーンとカーチェイスシーンは格段のパワーアップでかつ連続して続くので、115分は短く感じられました。
結局、三部作共通してのおとなしめのラストはご愛敬ということで、このシリーズはラストに至までの過程がよければいいということにしておきましょう。
マット・デイモンもジェイソン・ボーン役が板に付いてきて、ようやくアクションスターっぽくなったような気がします。

参考:
ボーン・アルティメイタム – goo 映画
ボーン・アルティメイタム@映画生活

作品の評価:
・ボーン・アルティメイタム(The Bourne Ultimatum)(大好き!おすすめ映画・DVD + USA子育て日記)
『ボーン・アルティメイタム』(Sweet* Days**)

パンフレット 評価:★★★(ボーンの「真実の求める旅」三部作の足取りマップあり。マット・デイモンのインタービュー記事あり)
価格600円 縦


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パーフェクトストレンジャー – PERFECT STRANGER – (個人的評価:★★★)

予告編等で「ラスト7分11秒云々~」とかラストの面白さを強調していたのが気になっていたので、パーフェクトストレンジャーを観てきました。

じっくりとストーリーが進行していた割には、『唐突な種明かし』と『種明かしのあっさり感』がなんか肩透かしを食らったような気持ちになりました。ただ、肝心の『種明かし』の内容と『オチ』はまずまずだったと思うので、『種明かし』の見せ方にもう少し工夫がよければと思われる内容でした。でも、あの「オチ」がなければ、「洋画版・大日本人」になるところだったと思います。あと、予告編やテレビCMにあったのに、本編には出て来なかったカット(チャット画面のあるフレーズなど)があったように思いました。ああいうのは「あり」なのかなあと思ったりもしました。

最後に、この作品を観終わってから、タイトルの意味に納得しました。深いです・・・。

参考:
パーフェクト・ストレンジャー – goo 映画
パーフェクト・ストレンジャー@映画生活

作品の評価:
映画「パーフェクトストレンジャー」は消化不良(【ぼくんち杉並区】)
【2007-138】パーフェクト・ストレンジャー(PERFECT STRANGER)(ダディャーナザン!ナズェミデルンディディス!!)

パンフレット 評価:★★★(ストーリーがネタバレの内容なので、観る前に買う場合は注意です。)
価格600円 縦


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パンズ・ラビリンス – Pan’s Labyrinth – (個人的評価:★★★★)

パンズ・ラビリンスは、テレビCMや映画館の予告編で見ておらず、たまたま、チネチッタのオンライン座席予約でアクセスしたときに、作品自体を知り、面白そうだったので、さっそく観てきました。

観る前は、現在、ちょうど上映されている『アーサーとミニモイの不思議な国』のような作品をイメージしていましたが、イメージとは違って、地味ながらもしっかりしたストーリーで最後まで集中して観られました。地味だったせいか、ラスト・シーンの映像には感動しました。他の映画だと普通のシーンなんですがね・・・。

映像も派手さはないのですが、VFXも含めて、丁寧に作っていて、「スパニッシュ系映画大丈夫?」という不安も観ているうちにどこかに吹き飛んでしまいました。
チネチッタは館内の内装も「パンズ・ラビリンス」一色でこの作品に賭ける意気込みを感じましたが、作品が地味だけに、口コミ等でじわじわ広がっていくまで、チネチッタサイドが我慢できれば、ヒットするかもしれません。
上映館も少ないので、観るのであれば、お早めに。

参考:
パンズ・ラビリンス – goo 映画
パンズ・ラビリンス@映画生活

作品の評価:
パンズ・ラビリンス・・・・・評価額1750円(ノラネコの呑んで観るシネマ)
Pan’s Labyrinth パンズ・ラビリンス(Cinematheque)

パンフレット 評価:★★(評論が多すぎるのには閉口)
価格800円 変型


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カタコンベ – Catacombs – (個人的評価:★★★)

「SAWシリーズ・プロデューサー最新作」という触れ込みが気になってカタコンベを初日に見てきました。

映像とかストーリーの展開の仕方は思いっきりSAWっぽくて、まずまずだったとは思いますが『SAWの二番煎じ』感は否めず、SAWの一作目を観た時のような『爽快感』は感じなかったです。
ただ、SAWシリーズを観ていない人にはウケる作品かもしれません。
SAW4も近日上映のようですし、『前座』としてカタコンベを観るのは良いかもしれません。

参考:
カタコンベ – goo 映画
カタコンベ@映画生活

作品の評価:
映画「カタコンベ」(試写会)感想(女でもグーで殴る)
カタコンベ(アートの片隅で)

パンフレット 評価:★(安かろう悪かろうを地で行くパンフレットの典型)
価格500円 縦


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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 (個人的評価:★★★)

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団をさっそく観てきました。

今回は、ハリー・ポッターの人間的な弱いところが前面に出て、「悩めるハリー」を尻目に周りの友人たちが逞しくなっていく姿が目立ちました。ヴォルデモートとの「格の違い」を思い知らされたハリーが次回作で「覚醒」するのかどうかは原作をまったく読んでいないのでわかりませんが、その「覚醒」前の前振りだと思って、次回作を楽しみにしたいと思います。

今回も相変わらず、長めの上映時間ですが、ハリー・ポッター・シリーズはそういうものと思えばいいでしょう。これだけ、世界的に読まれている作品なので、あまりエピソード的な場面を端折りすぎると原作のイメージを損なう恐れがあるでしょうし、この作品を映画化する時の「制約」なのかもしれません。ただ、前作と比べると目新しい映像は少ないので、物足りなさを感じるかもしれません。

最後にネタバレになるので詳しくは書きませんが、ハリーと関係のある「大人」はまだまだべらぼうに強いのには脱帽しました・・・。

参考:
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 – goo 映画
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団@映画生活

作品の評価:
激突!!ポケモンVSハリー・ポッター(ダディャーナザン!ナズェミデルンディス)
今週公開の新作映画ラインナップ!!(2007年7月9日)(【映画ライター日記】大滝功の映画番長)
[Review] ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(Diary of Cyber)

パンフレット 評価:★(写真だけ。ストーリーのフォローなどまったくなし。買う価値ほとんどなし)
価格700円 縦


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