1408号室 – 1408 – (個人的評価:★★)

1408号室を観てきました。

「ミスト」でスティーブンキング原作物の面白さを改めて認識しましたが、本作は「密室版シャイニング」のようで、しつこいゴースト?の『精神を揺さぶる攻撃』を堪能しました。
「ミスト」ほど”ひねりの効いたラスト”ではありませんでしたが、「スティーブンキングもの」らしい人によって解釈の分かれるラストで、まずまずだったと思います。贅沢を言うなら、もう少し「バッドエンディング」っぽくてもよかったと思いましたが・・・・。
もう少し支配人=サミュエルジャクソンの登場があればよかったかなと思いましたが、少ない登場でも、重要な役回りを演じて、存在感を示しています。

パンフレット 評価:★★(600円にしては中身いまいち。写真も少なめ。)
縦 600円

参考:
1408号室 – goo 映画
1408号室@映画生活

作品の評価:
1408号室(ともやの映画大好きっ!)
その部屋からは、生きて帰れない!【1408号室】”1408″/巨匠 スティーヴン・キング…(カルト、ホラー、B級、アクション、バイオレンス、SF、ファンタジー、映画大好き!『 MACHETE/ マチェーテ !』)
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WALL・E/ウォーリー (個人的評価:★★★★)

さっそく、WALL・E/ウォーリー を観てきました。

ピクサー製作のアニメ映画は観ないのですが、ウォーリーのR2D2っぽいしぐさと音声、アニメーションの作風がリアルっぽい感じだったのに興味をそそられたので観ることにしました。

会話ができないロボット2体を軸にストーリーが展開されますが、セリフ(会話)らしいものがほとんどないのに、物語として成立させた製作側の手腕に脱帽です。アニメーション作品なので、物語の背景等詳しい説明はほとんどないですが、無理筋でもなく、大人でも子供でも楽しめる作品に仕上がっています。セリフがないので、単調な作品になるかと思いきや、テンポよく1時間40分があっという間に過ぎてしまいます。大げさかもしれませんが、現代版(チャップリンの)無声映画っていう印象を持ちました。そういった意味でこの作品に新鮮さを感じました。何でも「食わず嫌い」はいけませんね・・・。

パンフレット 評価:★★(子供向けっぽいので、大人にはいまいちか)
変形 600円

参考:
ウォーリー – goo 映画
ウォーリー@映画生活

作品の評価:
PIXAR(ピクサー)の最高傑作かも?「WALL・E」(ウォーリー)(夢を伝える紳士bobby`s☆hiroのシネプラザ)
ベタな内容だが胸がキュンとなる「ウォーリー」(てんシネ探検隊)
もう、ひとりぼっちじゃないよ。。。☆ 『WALL・E/ウォーリー』 ☆(honu☆のつぶやき ~映画に恋して~)
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D-WARS ディー・ウォーズ – D-WAR – (個人的評価:★★★)

上映館も少ない中、D-WARSを観てきました。
12月1日・映画の日の最終回だったのですが、平日とはいえ、観客6人と寂しいものでした。

正直あまり期待もしていなかったのですが、これぞ「ザ・B級」という作品だと思います。
主人公もヒロインもいかにも金をかけてないというのが一目瞭然なキャスティングですし、実質の主役は「イムギ」(ただ、「邪悪なイムギ」もいまいち抜けてるところもありましたが・・・。)であり、L.A.を所狭しと暴れまわるモンスターたちだったと思います。個人的には、近藤正臣似のFBIの捜査官が気になりました。
あと、特徴的だと思ったのは、残虐なシーンが抑え目(ほとんどない)でお色気シーンが皆無なのは、韓国作品ということもあるのでしょうけど、なんといっても、ストーリーの飛びっぷりがB級の最たるものだと思います。
B級と割り切れば、少々の無理筋は許せるかなと思いますし、割り切ってみれば、非常に面白い作品だと思います。
パンフレットにありましたが、モンスターがL.A.を大暴れするシーンは「監督の熱意」が伝わってくるような気がしましたし、エンドロールで流れる「アリランをフィーチャーしたテーマ」がラストシーンの余韻と相まって、いい感じでした。

あと、ソニーピクチャーズの配給作品は、大作はもちろんのこと、今回のD-WARSもそうですが、スターシップ・トゥルーパーズなど渋いところを突いてくる作品も多いので、今後もこういった作品を期待したいですね。

パンフレット 評価:★★★(写真も割とあって、モンスターの説明もあるので、まずまずかな。)
横 700円

参考:
D-WARS ディー・ウォーズ – goo 映画
D-WARS ディー・ウォーズ@映画生活

作品の評価:
[映画]D-WARS ディー・ウォーズ(NOW HERE)
D-WARS(ぞうが大すきだー)
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ソウ5 – SAW V – (個人的評価:★★★)

さっそくソウ5を観てきました。

ソウ4を封切り時に見た際はでストラムとホフマンを取り違えて、わかったようなわからなかったようなことがあったので、念を入れてソウ3、ソウ4を『復習』で前日に観ておいたのですが、おかげでじっくり余裕を持って観ることができました。
ソウ4は格段に『一見さんお断り度』が増してましたが、今回は結果的にそういうわけでもなかったです。

本作はソウ3、ソウ4を締めくくる作品になりました。本作で解けた謎もありましたが、本作で新たなに生まれた謎もその分生まれて、まだまだ続いていくような雰囲気ですね。
ソウ4は何の予告もなく過去と現在をごちゃ混ぜにするような映像で若干わかりづらい面があったのですが、ソウ5は何気ない言動、しぐさがラストの伏線になっていて、「ソウ」シリーズ特有のなんともいえない「爽快感」があってよかったと思います。ソウ4が若干消化不良のところがあったので、前作と比べるとよかったからかもしれませんが、「ソウ」をしのぐような「爽快感」が得られたというわけではないので、そういった作品が現れてくることを期待したいですね。

いつのまにか、オープニング処刑「ゲーム」、集団で「ゲーム」など、必ず出てくる「お約束」が生まれているような気もしているのですが、次回作があれば、そういった「お約束」も崩すような新機軸も見てみたいものです。

個人的には、ジグソウ=ジョン・クレイマーの「make a choice」という決め台詞(というよりかは彼の言い方)が好きだったのですが、次回作以降もその決め台詞が聞けるのか?新機軸で行くのか、製作側の腕の見せ所でしょうね。

参考:
ソウ5 – goo 映画
ソウ5@映画生活

作品の評価:
ゲーム中断(MESCALINE DRIVE)
ソウ5(映画通信シネマッシモ☆プロの映画ライターが贈る映画評)

パンフレット 評価:★★★★★(表紙も凝っていて、ストーリーも惜しげもなく書かれていて、パンフレットの見本のような内容)
縦 600円



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デス・レース – DEATH RACE – (個人的評価:★★)

さっそく、デス・レースを観てきました。
本作は「デスレース2000」のリメイクということですが、「デスレース2000」はまったく見てないので、実質、初ものということになりました。

費用はそれなりにかけていても、なぜかB級っぽいテイストの映画にジェイソン・ステイサムはぴったりだと常々思っているのですが、予告編を見て、彼らしい作品だと思い、楽しみにしていました。
ただ、テレビCMで「○○デス」とか無理やり印象に残るようなフレーズをつけていて、こういうときは、作品の内容がいまいちなことが多いので、若干、不安は感じていました。

観終わった瞬間、抱いていた不安な予感は的中してしまいました。
確かにカーアクションシーンは迫力満点で、肝心のストーリーも悪くはないのだけれど、立て板に水を流すように淡々と進みすぎて、メリハリがないというか、何のひねりもなく終わってしまったという感じでした。ストーリー半ばでなんとなくラストが読めてしまうのも・・・。
カーアクションシーンに力を入れすぎて、それ以外のシーンに心を配らなかったようにも見えましたし、レーサーのキャラ付けや主人公も含めた登場人物の説明も中途半端だし、それぞれのシーンも「お約束」って感じがして、強烈な印象を残すようなシーンがなかったのが残念です。

パンフレット 評価:★★(出演者・監督ロングインタビューあり。写真は選んだものがいまいちかな。)
縦 600円

参考:
デス・レース – goo 映画
デス・レース@映画生活

作品の評価:
デス・レース(シネマ日記)
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ブラインドネス – BLINDNESS – (個人的評価:★★★)

さっそく公開初日に、ブラインドネスを観てきました。

観るまでは、たまたま予告編でやっていた「感染列島」のようなパニック映画だろうと推測しましたが、まったく毛色が違っていて、ある意味SAW(ソウ)シリーズよりエグい「密室劇」でした。
イメージとしては、「バベル」(多国籍)と「ミスト」(密室劇の一面)を足して2で割ったようなそんな感じでしょうか。

極限状態に追い込まれた人間集団の心理を緻密に描いていて、個人的には観た後、人間の集団がこういった極限状態の状況に陥ったときにとる行動としては、まったくありえない話ではないと思い、暗澹たる気持ちになりました。

そういった「密室劇」の後半以降、「このシーンいるの?」っていう感じのシーンが続き、若干ダレ気味になりますが、観終わった後、ネットやパンフレットを見ると、そういったシーンの意図も理解できました。そういう意味でひとつひとつのシーンにおいては、ちょっとわかりにくい部分もあるのかなと思いますが、ひとつひとつのシーンが丁寧に撮られていたという見方もできるでしょう。パンフレットを見ると「ナイロビの蜂」の監督ということを知り、納得がいきました。

パンフレット 評価:★★★(出演者・監督ロングインタビューあり。900円はムダに高い。GAGAさん、パンフレットで儲けようとしていない?)
縦 900円

参考:
ブラインドネス – goo 映画
ブラインドネス@映画生活

作品の評価:
#304 『ブラインドネス』(伊藤Pのブログ)
裏#67 『ブラインドネス』ネタバレ解釈編(伊藤Pの部屋) [ネタバレ注意]
ブラインドネス(北浦和映画劇場)
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X-ファイル:真実を求めて – The X Files I want to believe – (個人的評価:★★)

さっそく初日に「X-ファイル:真実を求めて」を観てきました。

特に地上波放送時にX-ファイルをかぶりついて見ていたわけでもなく、熱狂的なファンというわけではなかったのですが、見ていた当時の印象としては、ただの海外ドラマではないスケール感があって、ストーリーも練られていて見ごたえがあり、『映画っぽいテレビドラマ』という印象を持っていました。

今回もストーリーは非常に練られているなという印象は持ちましたが、当時の印象とは逆に『テレビドラマっぽい映画』という印象を持ち、映画としては、しょぼいなというのが正直な感想でした。あと、作品の印象としては、副題の「I want to believe」のほうがしっくりくるかなと思います。

映画なので、スケール感があって、クリーチャーやエイリアンの登場を期待していたのですが、題材が映画にしては地味だったのかなと思います。モルダーとスカリーのファンにとっては、もろ手を挙げて大歓迎的な作品なのかもしれませんが、そうでもない人にとっては、スケール感のある題材があってこそのモルダー、スカリーだと思います。本作は、ちょっと2人の関係を意識して作りすぎたのかなとは思いますが・・・・。
最後に、館内が明るくなるまで、居るとほんのちょっとだけいいことがあるかも(^^)

個人的にはいまだに、ジュリアン・ムーアとジリアン・アンダーソンを間違ってしまうことがありますが・・・。

パンフレット 評価:★★★(出演者・監督インタビューあり。写真は少ないけど、500円ならこんなもんか・・・。)
縦 500円

参考:
X-ファイル:真実を求めて – goo 映画
X-ファイル:真実を求めて@映画生活

作品の評価:
Xファイルの新たなる劇場版 真実を求めて(見てるか、B級!?)
X-ファイル:真実を求めて(Akira’s VOICE)
X-ファイル:真実を求めて/THE X-FILES: I WANT TO BELIEVE(いい加減社長の日記)
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レッドクリフ Part I – Red Criff Part I – (個人的評価:★★★)

さっそくレッドクリフ Part I を観てきました。

個人的には、「三国志」をあまり知らず、「魏呉蜀の三国時代関連の物語?」くらいの知識しかなかったので、見る前は不安が先立ちましたが、日本用に最初に背景的な話をしてくれるのと、何度か登場人物が映ったタイミングで「名前の字幕」を入れてくれているので、安心して、レッドクリフの世界に入っていけると思います。

パンフレットを読むと、もともと1作ものだったそうで、2部構成にしたため、本作は、曹操、孔明、孫権らの「顔見世興行」的な作品になっています。
1作ものだっただけに、本作の見せ場が「あれ」とは、ちょっと弱いような気がしますし、逆に「あれ」が見せ場なら、他のシーンは何か「時間稼ぎ」的にも見え、別に「必要か?」と思いました。まあ、Part IIを観るための「助走」と割り切れば、2時間半の大作ですが、じっくり観られると思います。それにしても「お金はかけてるなあ」と映像を観て、しみじみ感じます。個人的には、金城武が孔明を貫禄たっぷりに演じ、存在感を示していて、よかったです。(中村獅童は曹操側でヒールのほうがよいと思いましたが・・・。)

今回のベースとなったという「三国志演義」ではどうかわからないのですが、曹操がもうちょっと憎たらしいヒールで脚色すれば、もっと盛り上がるのだろうなと思いました。あまり残虐に書いてしまうと中国等で上映できず、中国当局のクレームもあるかもしれなかったかもしれませんが・・・。個人的には、三国志演義等で描かれている曹操、孔明、孫権のイメージについて、三国志を読んだりしてよく知っている人のこの作品の評価を聞いてみたいですね。

半年後に上映されるというPart IIの「赤壁の戦い」を観たくなるそんな「Part I」に仕上がっていると思います。テレビ朝日がバックにいるので、Part IIの封切間際に「Part I」をテレビで放送するような気がしますが・・・・。個人的には「Part II」までに、三国志関連の本やマンガなど読んでみたくなりました。

パンフレット 評価:★★★★(出演者・監督インタビューあり。三国志の簡単な説明もあり、写真も豊富。)
縦 600円

参考:
レッドクリフ Part I – goo 映画
レッドクリフ Part I@映画生活
レッドクリフ Part II 公式サイト

作品の評価:
レッドクリフ Part1(Akira’s VOICE)
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センター・オブ・ジ・アース(2D・日本語吹替版) – JOURNEY OF THE CENTER OF THE EARTH – (個人的評価:★★)

センター・オブ・ジ・アース 2D版<日本語吹替版>を映画の日に観てきました。

まず、個人的には、字幕版の上映が全国でも10に満たず、関東地区の上映館がないというのが、非常に不満でした。「ライラの冒険」でコケたGYAOの子供連れでも来やすいようにしようとした戦略が見え隠れしましたが、実際、子供連れが多く来ていたので、戦略としては成功なんでしょうね。

肝心の内容ですが、テレビCMや予告編で見せたシーン以上の見せ場もなく、上記のようなマーケティング戦略で集客を増やさないといけなかったのも仕方なしかなと思える内容でした。
アトラクション・ムービーとしては、面白いと思うのですが、テレビCMや予告編以上の見せ場を期待するも「やっぱりか?」という内容でしたね。
パンフレットには、監督のインタビューに「2Dでも楽しめるものにしたかった」とありますが、3Dだと新鮮味のある作品だったのかもしれません。ビデオ・DVDリリースでヒットするかもしれませんね。

パンフレット 評価:★★★★(インタビューあり。作品は平凡でも、パンフレットはこの価格でこの内容なら満足。)
縦 500円

参考:
センター・オブ・ジ・アース 2D版<日本語吹替版> – goo 映画
センター・オブ・ジ・アース@映画生活

作品の評価:
「センター・オブ・ジ・アース」 (ひらりん的映画ブログ)
センター・オブ・ジ・アース(映画通信シネマッシモ☆プロの映画ライターが贈る映画評)
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イーグル・アイ - EAGLE EYE – (個人的評価:★★★)

イーグル・アイを観てきました。

CGを極力を使わないようにしたというカーアクション等破壊シーンは迫力満点でしたが、肝心のストーリーが『兄の職業』でなんとなく結末が読めてしまって、ほぼその通りだったので、後半以降の焦点はアクションシーンと読み通りの結末が外れてくれることへの期待感だけになってしまったのが残念でした。タイトルが「イーグル・アイ」でなければ、よかったのかもしれませんが・・・・。

この作品の肝となる設定って過去の何かの作品やドリーム・ワークス作品で似たようなのがあったような気がするのですが。。。

個人的には、デス・プルーフ in グラインドハウス以来のロザリオ・ドーソンが出ていたのでよかったですが、スピルバーグ製作総指揮で期待が大きかっただけに残念でした。

パンフレット 評価:★★(インタービューなし。記事もいまいち。あれで700円はボッタクリ!)
価格700円 縦

参考:
イーグル・アイ – goo 映画
イーグル・アイ@映画生活

作品の評価:
「イーグル・アイ」(映画大好き!おすすめ映画・DVD)
『イーグル・アイ』 ~アクション映画の“構想”にも、賞味期限はあるものだ(ketchup 36oz. on the table ~新作映画…)
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落下の王国 – The fall – (個人的評価:★★★)

ようやく、落下の王国を観ることができました。
タイミングよくTOHOシネマ川崎のレイトショーの時間でプレミアムシートなのに通常料金だったので、お得にゆったり観ることができました。

オープニングから「ようこそターセムワールドへ!」といった感じで、最後まで「ターセムワールド」を堪能することができました。イメージとしては、黒澤明監督の「夢」に似ているように見えましたが、「落下」が取り持つ縁ということで、「現実」を織り込みながら、2人で「物語」を作り上げていくといった感じなのですが、「物語」の映像が夢らしい感じで、映像もよく作っているなあと思いました。現実で会ったことのある人、見た物、出来事が自分の夢に織り込まれるというのは、誰にでもあるようなことに思いますしね。
身近な話に置き換えると、親や親戚が近所の知り合いが、時間つぶしに即興で小さい子供に「嘘っぱちの作り話」をしたのはいいものの、子供の食い付きがよく、「次は次は?」とせがまれて、終わるに終われないと・・・・。自分自身経験したようなしていないような不思議な感覚をこの映画には覚えました。

パンフレット 評価:★★(写真が少ないかなあ・・・)
価格600円 縦

参考:
落下の王国 – goo 映画
落下の王国@映画生活

作品の評価:
『落下の王国』 ターセム監督(本、映画、音楽)
落下の王国(佐藤秀の徒然\{?。?}/ワカリマシェン)
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アイアンマン – IRON MAN – (個人的評価:★★★)

早速初日に観てきました。


「マーベルもの」らしく、『アイアンマンはこんな感じ』というお披露目的な位置付けの作品でした。ただ、今回の敵役も、アイアンマンにしてみれば、まだまだ『チンピラ』みたいなもので、これから強敵が現れてくるのでしょう。ダークナイトのジョーカーのような憎たらしいくらいの敵役を期待したいですね。
ストーリーは『小手調べ的な内容』なので平凡かもしれませんが、コミックものにはあるまじきある意味『衝撃のラスト?』に驚きです。
個人的にはアイアンマンが空を飛んでいるときの爽快感がよかったですね。
テレンス・ハワードが相変わらずいい味出してます。
『お楽しみ』もあって、最後の最後まで目が離せません。

パンフレット 評価:★★★(出演者、監督インタビュー記事あり。表紙はクール。原作の説明もアリ)
価格600円 縦


参考:
アイアンマン – goo 映画
アイアンマン@映画生活
アイアンマン公式サイト(英語)

作品の評価:
ロバート・ダウニー・Jrがヒーローに!!☆ 『アイアンマン / IRON MAN』 ☆(honu☆のつぶやき ~映画に恋して~)
『アイアンマン』 8P(OL映画でいやし生活)

テクノラティプロフィール
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ダークナイト – THE DARK KNIGHT – (個人的評価:★★★★)

152分という上映時間の長さでなかなか足を運ぶ踏ん切りがつきませんでしたが、いよいよ都内の上映館も少なくなってきたので観てきました。

噂には聞いてましたが、ヒース・レジャーは、撮影中に死を覚悟していたというわけではないでしょうけど、かつてのブラックレインの松田優作張りの命を賭した怪演に似たものがありました。悪役が光ってこそ主役が映えるものですが、まさにこの作品がそうだと思います。
ヒース・レジャーに焦点が集まりすぎている感はありますが、前作同様、マイケル・ケイン、モーガン・フリーマンの参加で作品に厚みを増しています。ヒース・レジャーと彼らの絡みも観てみたかったですが、それも叶わぬ夢となりました。

今回はアクション・ヒーロー作品というより、人間ドラマの側面が強いように思いました。バットマンというコミックのヒーローを取り扱った作品にしては重厚なストーリーだと思いましたし、長い上映時間の分、じっくり堪能できるそんな作品でした。

ヒース・レジャーの印象が強かったのとラストに強いメッセージを残したので、ヒース・レジャーが抜けた「穴」を埋められるのかの不安もありますが、期待して次回作を待ちたいと思います。
ヒース・レジャーはブラザーズ・グリムに出演していたことを後で思い出しましたが、モニカ・ベルッチとマット・デイモンしか印象になく、彼自身はほとんど印象に残ってないですね・・・。

パンフレット 評価:★★★(ヒースを除く出演者、監督インタビュー記事あり。)
価格700円 縦

参考:
ダークナイト – goo 映画
ダークナイト@映画生活

作品の評価:
ダークナイト(映画ありのまま)
『ダークナイト』とゴッサムシティーにおけるバイラル広告について。(soi saudade)
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ウォンテッド – WANTED – (個人的評価:★★★★★)

ウォンテッド」を観てきました。
CM等はアンジェリーナ・ジョリーがあたかも主役のように、彼女を前面に押し出していますが、実際はそうではなく、監督、脚本、キャスティングと見事に調和した作品だと思います。

CMの印象が強く、あまり触れられてませんが、監督はナイトウオッチ・シリーズのティムール・ベクマンベトフで、「ロシアのマトリックス」と言われたナイト・ウォッチシリーズは、ロシア映画に対して持っていたイメージを払拭させられました。あと、彼の作品にはもはや欠かせなくなったナイト・ウォッチのアントン=コンスタンチン・ハベンスキー、どこかで見たことがあると思ったのですが、スーパーマンIIの三悪人のボス=テレンス・スタンプ、この人がいるいないで作品に天と地の違いが出るといっても過言ではないモーガン・フリーマンの脇を固めている豪華キャストも見逃せません。
もっとも『ナルニア国物語』で「タムナスさん」の苦笑モノのコスチュームしかイメージのなかったジェームス・マカヴォイも見事にイメージチェンジが成功したと思います。

ストーリーも見事、映像も見事で観てスカッとする「痛快」という言葉がぴったりな作品だと思います。
CMで煽り過ぎの感もありますが、私のようなアンジーファンも彼女の魅力をたっぷり堪能できることでしょう。

パンフレット 評価:★★★(インタビュー記事あり。写真多め。)
価格600円 縦

参考:
ウォンテッド – goo 映画
ウォンテッド@映画生活

作品の評価:
『ウォンテッド』(セガール気分で逢いましょう)
クールなアクション映画 『ウォンテッド(Wanted)』(Heart Attack)
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ハンコック – HANCOCK – (個人的評価:★★★)

先行上映でハンコックを観てきました。

型破り(斬新)なキャラクターとストーリーでしたが、途中から予想もしていなかった方向に展開していきます。最初からの展開だとただの「飲んだくれヒーローの更生映画」「ウイル・スミス一人相撲=アイ・アム・レジェンドみたい」で終わってしまう危惧があったのと、個人的には、「アイ・アム・レジェンド」「ロボット」と期待以上の作品ではなかったので、そんなに期待はしてなかったのですが、この作品は期待以上のものでした。イーオン・フラックス以来観たような気がするシャーリーズ・セロンがいい味を出しています。やはり映画は、脇役の存在が光ってこそだと改めて感じました。

パンフレット 評価:★★(インタビュー記事あり。ケイン・コスギのインタビュー記事はいらないなあ・・・。)
価格700円 縦

参考:
ハンコック – オフィシャルサイト
ハンコック – goo 映画
ハンコック@映画生活

作品の評価:
ウィルのキュートなヒーロー登場!!☆『ハンコック / HANCOCK』☆(honu☆のつぶやき ~映画に恋して~)
ハンコック(見てるか、B級!? )
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スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ – STAR WARS:CLONE WARS – (個人的評価:★★★)

先行でスター・ウォーズ/クローン・ウォーズを観てきました。

以前から、クローンウォーズ=クローン大戦というキーワードは過去のシリーズの中でも語られていて、テレビシリーズ化されるとの噂がありましたが、まさかのアニメ化とは驚きました。
シリーズすべて劇場で観ているだけあって、さすがに最初は違和感があったものの、観ていくうちに感情移入はできたのですが、肝心のストーリーが「クローン大戦」と言っている割には、なぜかスケール感がなく、新キャラ「アソーカ」のお披露目みたいな作品=クローン大戦・外伝みたいになってしまったような気がします。実際はどうかわかりませんが、興行的に「クローン大戦」で数作品引っ張ろうとしているような意図にも感じました。

アメリカでは興行的にパッとしなかったそうですが、うがった見方をすれば、配給がワーナーなのは、FOXが不入りを予測していて、乗り気でなかったからなのでしょうか???

パンフレット 評価:★★★(登場人物相関図など資料的側面もあり。買ってみてから鑑賞するのもありか?)
価格800円 縦

参考:
スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ – goo 映画
スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ@映画生活

作品の評価:
おなじみのキャラクター、オリジナルからの引用でそれなりであるが・・・・・(私の観てきた映画のことなど)
映画「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」を鑑賞(masalaの辛口映画館)
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ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝 – The MUMMY tomb of the dragon emperor – (個人的評価:★★★)

先行で「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」を観てきました。

オープニングからラストまでテンポよくストーリーが展開していき、あっという間の二時間弱でした。
イムホテップを倒した後の敵役にジェット・リー、ミシェル・ヨーがキャスティングされたことで作品が豪華になりました。ジェット・リーは悪役も板についてきました。悪役が光ると、主役も光りますからね。
リックを取り巻くキャラクター(リックの奥さんエヴリン、奥さんの実兄ジョナサンなど)も定着してきたので、インディ・ジョーンズシリーズ同様、楽しみ方が広がっているのもよいですし、製作側も作りやすくなっている面はあるでしょう。
個人的にはリックの奥さん役だったレイチェル・ワイズがいないのは残念ですが、次作は復活を期待したいものです。

パンフレット 評価:★★★(出演者のインタビュー多め。)
価格600円 縦

参考:
ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝 – goo 映画
ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝@映画生活
『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』大ヒット公開中!

作品の評価:
笑いどころたっぷり~~♪☆『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝 』☆(honu☆のつぶやき ~映画に恋して~)
「ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝」ジェット・リー爆発!(soramove)
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スピード・レーサー – speedracer – (個人的評価:★★★)

あのウォシャウスキー兄弟が手がけた「スピード・レーサー」を観てきました。

私は幼少期に再放送(マッハGoGoGo)で何度も見たアニメ作品で、東京地区では現在、東京MXテレビで平日の夜に再放送しています。
アメリカでは、大コケだったそうなので、見掛け倒しなのかなと思いましたが、私は結構楽しめました。
音楽や登場人物は結構、オリジナルを尊重していて、ウォシャウスキー兄弟のマッハGoGoGoへの思い入れが伝わってきます。レーサーXのマシュー・フォックスのほうが、スピードのエミール・ハーシュを存在感を示しているきらいはありますが、脚本は練られているし、我々の世代なら、懐かしさを感じながら、純粋に楽しめる作品だと思いました。
しいて言うと、マトリックスのような斬新な映像はあまりないので、それを期待すると期待はずれかもしれませんが、独特のカットは健在なので、ウォシャウスキー・ワールドを垣間見ることはできると思います。日本なら、DVDでヒットする作品かもしれませんね。

パンフレット 評価:★★★(写真、インタビュー記事あり。)
価格700円 横

参考:
スピード・レーサー公式サイト
スピード・レーサー – goo 映画
スピード・レーサー@映画生活
マッハGoGoGo(Wikipedia)

作品の評価:
『スピード・レーサー』(セガール気分で逢いましょう)
スピードレーサーはなぜ不入りなのか(たけくまメモ)
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スターシップ・トゥルーパーズ3 – Starship Troopers 3 – (個人的評価:★★★)

ハプニングとハシゴでようやく「スターシップ・トゥルーパーズ3」を観てきました。

このシリーズの面白いところは独特の「世界観」にあり、ポール・バーホーベン・ワールドが展開しています。前作「スターシップ・トゥルーパーズ2」は、大幅にスケールダウンしていて、「スターシップ・トゥルーパーズ外伝」的な意味合いが強いように思いましたが、お待たせしておりました!とばかりに、「バグズ」と「人類」とのエグい戦闘が繰り広げられます。
やはり、このシリーズは、ポール・バーホーベンでなければ!と思わせる「3」でした。
なんでも、「3」が「完結編」とのことですが、テレビシリーズでもなんでもよいので、まだまだ続けていってもらいたいと思います。

パンフレット 評価:★★(写真少なめ)
価格600円 縦

参考:
スターシップ・トゥルーパーズ3 – オフィシャルサイト
スターシップ・トゥルーパーズ3 – goo 映画
スターシップ・トゥルーパーズ3@映画生活

作品の評価:
「スターシップ・トゥルーパーズ3」お下劣!悪趣味!でも…大好き(^^;!!(シネマ親父の“日々是妄言”)
「スターシップ・トゥルーパーズ3 」割り切ったB級活劇を見る(soramove)
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ハプニング – The happening – (個人的評価:★★)

さっそく「ハプニング」を観てきました。

オープニングすぐから『ハプニング』が始まり、人がとち狂った行動を取り始めますが、その行動が結構強烈で、押さえ目のトーンで進むせいか、目に焼き付いていきます。そういう意味でストーリーにメリハリは非常にあったのですが、全体的にストーリーが「あっさり感」全開で、映像だけが残像として残っていきます。
徐々に『正体』が明らかになっていきますが、実態がないせいかあまりピンとこないですね。人々の話だけでは『正体』への説得力がないと言うか、見えない恐怖を描いているのですが、伝わってこないんですよね。
途中で『伏線』を張るのですが、ラストがそのものズバリでひそかに『どんでん返し』を期待するのですが、あっさり『伏線』どおりになっちゃうのもイマイチでした。
実は、ナイト・シャラマン作品は「食わず嫌い」ではじめて見たのですが、次回作以降で、個人的な評価を覆してもらいたいものです。

パンフレット 評価:★★(インタビュー記事あり。写真少なめ)
価格600円 正方形

参考:
ハプニング – goo 映画
ハプニング@映画生活
映画「ハプニング」オフィシャルサイト

作品の評価:
シャマランさんとはやっぱりダメだぁ・・・☆『ハプニング / THE HAPPENING』☆(honu☆のつぶやき ~映画に恋して~)
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