レイトショーで新宿インシデントを観てきました。
ジャッキー・チェンがダーティーなキャラクターを演じるということで、興味津々といった感じで楽しみにしていた作品でした。ジャッキーの新境地を開きたいという意欲は十分に感じましたし、アクションシーンのキレはあったもののストーリーにまったくキレがありませんでした。パンフレットを読むと非常に面白いストーリーと思うのですが、それが映像に反映されていなかったのが残念でした。題材は非常によかったので、編集の妙で作品の良さが殺されてしかったのかもしれません。
セガールの作品にもありましたが、今回も少々目についたのが日本人俳優のセリフに違和感があったことでした。ヤクザにしては話し方が丁寧かなという感じでしたし、竹中直人のセリフもなんかイマイチでした。中国人の日本語セリフも聞き取れない場面が多々ありましたし、彼等も話すのが精一杯でまったく感情がこもらないので、学芸会の芝居を見せられているような気がして、興ざめしました。日本語セリフ中心のシーンで冷めて、アクションシーンやR15指定必至のエグいシーンで引き戻されるそんな感じでした。
ジャッキー・チェンももう50後半の年齢で、アクションにも限界が出てくるでしょうし、今後も今までのイメージを払拭するような作品にチャレンジしていくのでしょう。今後もこういったチャレンジに期待したいですね。
参考:
新宿インシデント – goo 映画
新宿インシデント@映画生活
作品の評価:
新宿インシデント お・・・重い・・・(労組書記長社労士のブログ)
[映画]新宿インシデント~正真正銘のヤクザ映画(NOW HERE)
評価:★★★(人物相関図や解説などの読み物は面白い。)
縦500円
“新宿インシデント – SHINJUKU INCIDENT(新宿事件) – (個人的評価:★★)” の続きを読む