上映終了が近づいてきたので、駆け込み気味に「グラン・トリノ」を観てきました。
『イーストウッド流オトシマエのつけかた』がお見事でした。
セリフ中心でじっくり見せながらストーリーは展開していくのですが、チェンジリング同様過度でなく抑え目の展開もぐいぐいスクリーンにひきつけられ、一介の『復讐劇』で終わらないところがこの作品の魅力になっているのでしょう。
ハリー・キャラハン=クリント・イーストウッドというイメージで「復讐劇」にありがちなラストシーンを想像してしまうのも意表をつくラストシーンへの驚きにもつながっていると思います。
最初はさすがに年老いた姿が気の毒に見えたのですが、ストーリーが展開するにつれて、輝きを増した「老いてもなお健在」のクリント・イーストウッドを観られたのもよかったと思いますし、レッドクリフ PartIIを観た直後だけに、製作費をかけたブロックバスター・ムービーにはない魅力がいっぱいの作品だったと思います。映画の奥深さをこの2日間で改めて感じたような気がします。
参考:
グラン・トリノ – goo 映画
グラン・トリノ@映画生活
作品の評価:
グラン・トリノ:クリントイーストウッドが描いた古きアメリカの総括(ビールを飲みながら考えてみた…)
グラン・トリノ(INTRO)
評価:★★(評論・コラム多すぎ。それで800円はボッタクリ!パンフレットはレッド・クリフと対照的に高価でも低評価)
横800円
グラン・トリノ
予告もチラシも見ずに、予備知識なしで鑑賞―で、、、≪グラン・トリノ≫って車のことだったのね~【story】朝鮮戦争の退役軍人で、自動車工の仕事を引退したウォルト(クリント・イーストウッド)は、妻に先立たれ、息子たちとも疎遠で単調な生活を送っていた。そんなある
グラン・トリノ
道に迷う全ての人に向けた人生講座。
『グラン・トリノ』 2009-No15
“復讐”の場に“友人”であるその少年を連れて行くはずは無いと分かっていた。・・・分かっていたのに、地下にある部屋に誘ったその…
映画:グラン・トリノ
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映画「グラン・トリノ」
監督:クリント・イーストウッド(最高っす)
出演:クリント・イーストウッド(最高っす)ビー・ヴァン アーニー・ハー
出演:クリストファー・カーリー ブライアン・ヘイリー ブライアン・ホウ
妻に先立たれ息子たちにも邪魔者扱いされる孤独な老人と、…
「グラン・トリノ」(GRAN TORINO)
米映画界の大御所、クリント・イーストウッドが製作、監督、主演の三役をこなした感動のヒューマン・ドラマ「グラン・トリノ」(2008年、米、117分、ニック・シェンク脚本、ワーナー映画配給)。この映画は、妻に先立たれ息子家族とも折り合いがつかず、孤独な暮ら…