ラッセル・クロウ×ベン・アフレックということで興味を持った消されたヘッドラインを観てきました。
CMとかキャッチコピーで煽ってた割には、『巨悪』の『真実』に近づくたびに殺されそうになるような緊迫感もなく、スクープを力ずくでモノにする記者にありがちな破天荒感もなく、何よりも肝心な事件の核心部分を派手な演出や回想シーンではなく台詞等でさらっと流してしまうという地味な展開で終わってしまう期待ハズレな作品でした。
原作はBBC製作のテレビドラマだそうですが、原作について調べてみると原作のような「意図」で作られたのであれば、日本での「予告編」が明らかにミス・リードを意図的に狙ったとしか思えません。公式サイトの予告編を観ても、明らかに別のスト-リー展開に見せかけているフシが伺えます。
もともと地味で後でよくよく振り返ると味わい深い話なのですが、テレビドラマ並のスケールのままではなく、映画らしい演出や脚本でもう少しメリハリをつけてくれれば、原作の「意図」もすぐに理解できて、本作の本当の面白さが伝わってよかったのではないかと思います。
日本ではこういう煽り方をしないと映画館に足を運んでくれないと判断はわからないでもないですが、もう少し違った予告編の内容にしてくれないと「受け入れられるギャップ」と「受け入れられないギャップ」があると思います。今回は「受け入れられないギャップ」で度を越していると思いました。
参考:
消されたヘッドライン – goo 映画
消されたヘッドライン@映画生活
作品の評価:
『消されたヘッドライン』State of Play ・・・オリジナルはシニカルな佳作だったが・・・。(HALTANの日記)
【消されたヘッドライン】(shamr_blog/真夜中まであと2分)
評価:★★(評論家のコラム多すぎ。監督と出演者のインタビュー記事あり)
縦600円
SECRET: 0
PASS: 35f504164d5a963d6a820e71614a4009
リンク、TBありがとうございます。予告に関しては同感で、見た後でかえってガッカリさせてしまうような煽り方はどうかと思いますよね。映画館で長い予告編を見る人はそもそも映画好きのはずで、その人たちを裏切ってどうするのかと…
作品そのものに力があれば「良い意味で裏切られる」ということもあるのですが、残念ながらこの作品はそこまで行っていなかったということかも知れません。
消されたヘッドライン
[消されたヘッドライン] ブログ村キーワード ↓ワンクリックの応援お願いします↓ 評価:7.0/10点満点 2009年50本目(45作品)です。 国会議員のスティーヴン・コリンズ(ベン・アフレック)のもとで働く美人職員のソニア(マリア・セイヤー )が、出勤途中に駅のホ
消されたヘッドライン
イギリスのBBCテレビのテレビドラマを舞台をアメリカに変更して リメイクしたサスペンス。 関係のない2つの事件から巨大な陰謀を嗅ぎ取った新聞記者が真相を めぐって奔走する様をスリリングに描く。ワシントンDCでドラッグ中毒の黒人少年が射殺される事件と。 国会
消されたヘッドライン
観ようか、、、観まいか、、、悩んだのよ~コレ。・・・・・ラッセル・クロウったら、、、太り過ぎじゃないポヨ~ン いや、、、笑顔はキュートだけどサ【story】ワシントン・グローブ紙の敏腕記者カル(ラッセル・クロウ)は、旧友の国会議員コリンズ(ベン・アフレッ
消されたヘッドライン(2009年、アメリカ)
この映画は、「ブロガー諸君よ!スクープを狙え!ワシントン・グローブ社日本支社Presents『消されたヘッドライン』俺たち!市民ジャーナリスト試写会」で観ました。どうでもいいことですが、イベント名が
消されたヘッドライン 戦争とはお金儲けのためのものなのか・・・
【 31 -8-】 スタートレック{/m_0058/}がどうしても観たくて{/m_0084/}、で、見に行くなら日曜日になるんで、少しでもお安く{/m_0186/}観るために、公開日{/m_0167/}前日ギリギリで前売り券{/m_0065/}をゲットしてきた。するとちょうど「消されたヘッドライン」がまもなく
消されたヘッドライン◆STATE OF PLAY
暴くのか、逃げるのかーーーー。それは、ひとりの新聞記者が見た“現代アメリカの最大の闇”5月25日、東宝シネマズ二条にて鑑賞。ラッセル・クロウ、また一段とでかくなりましたね。そのうえロングヘアーです。少しきもい感じもありますが・・・・。実はラッセル・クロウ
「消されたヘッドライン」派手さは無いが、ほど良い緊張感が心地良い
「消されたヘッドライン」★★★☆ラッセル・クロウ 、ベン・アフレック 、レイチェル・マクアダムス 、ヘレン・ミレン 主演ケヴィン・マクドナルド 監督、2009年、127分、アメリカ、 イギリス「大学からの親友同士、ひとりは新聞記者に、もうひとりは議員となりそれぞれの
消されたヘッドライン を観ました。
ベン・アフレックはやはり相性が悪いかも…。
「消されたヘッドライン」
「消されたヘッドライン」ラストの解りにくさを除けば素晴らしい作品ですね!コンピューターなどに押されて情報媒体としては斜陽的な位置づけにある「新聞」というメディアを扱ったクライム・サスペンスであります。ラッ
消されたヘッドライン
それは、一人の新聞記者が見た“現代アメリカ最大の闇”。
発売予定日は2009年11月26日
「消されたヘッドライン」(STATE OF PLAY)
英国BBCが製作したTVドラマシリーズ「ステイト・オブ・プレイ~陰謀の構図~」を舞台を米国に移しかえ劇場版としてリメイクした社会派サスペンス「消されたヘッドライン」(2009年、英米、127分、ケヴィン・マクドナルド監督)。この映画は、関連のない2つの…
mini review 10433「消されたヘッドライン」★★★★★★☆☆☆☆
イギリスのBBCテレビの人気ドラマを『ラストキング・オブ・スコットランド』のケヴィン・マクドナルド監督が映画化したポリティカル・サスペンス。あるスキャンダルをきっかけに、巨大な陰謀に巻き込まれていく記者たちの戦いの日々を描く。粘り強いベテラン記者を演じる